儚い灯(あかり)
少し夜ふかしをした夜に
星の優しい光に着想を得ました。
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作品名 儚い灯り
作・こねこねこ
作品掲載アドレスhttps://note.com/cute_kitty223/n/ne88d9f252856
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『儚い灯(あかり)』
暗い宇宙で1人
月に腰掛けて
君のためにボクがしたいこと
君と見た夜空の向こうの
星の欠片を手にとって
輝きを取り込んで
君の部屋を思い出して
君の笑顔を思い出して
たまらなく会いたくなってボクは
何をすればいいのか
でもちっとも分からないから
君の好きな歌を歌う
星座の糸を爪弾きながら
今夜も
もう逢えない君の眠りが
少しでも安らぐように
少しでも幸せなようにと
心に触れた言葉たちを
深く抱きしめて歌う
悲しみもすれ違いも
裏切りもウソも
今はもう過ぎ去って
時を超えて滲んで消えてく
そんな夢を見て欲しい
儚いひと時の耀でも
さぁ、今、夜が明けていく
もう少し見守りたいけど
影も形もないボクは
朝日に照らされて薄くなってく
また夜が来るまで
君が乗り越えられるように
朝露に涙を混ぜて願いを贈るよ
今日も君の住む町に
きっと色とりどりの
素敵が詰まった
朝がやってくるのだから