２３日目「野菜炒め」

【退院祝いで親父が不機嫌だった話】
体調崩してはや６日目、もう体調良かった自分を思い出せない。
体調を崩すと思い出す親父のエピソードがある
ふっと思い出す時に書こうと思う
社会人になりたての頃、親父が入院した。
緑膿菌による感染症、今聞いても恐ろしい‥
再発もなく今も元気に過ごしている。

退院後、オカンが家族4人で日帰り旅行に行くで！と言い出した。
久しぶりの家族でのお出かけに、私ら姉妹はめちゃめちゃアガった。

でも。親父はずっと後部座席で、窓にもたれかかって機嫌が悪そうだった
会話には参加しない、外ばかり見て楽しかったねとかの言葉もない
「家族で出かけるの嬉しくないのかな？」
「退院できてオカンがこんな企画してくれて楽しくないのかな？」
って色々思いが巡る

オカンも同じ事を思っていた様子
帰路手前くらいで
オカンが
「ずーーーっと不機嫌そうな顔して、こっちは退院祝いをしてあげてんのに💢」的な言葉を放ったんよ。限界やったんやろなー
親父はダンマリ

私「（もしかして）体しんどい？」
親父「うん、しんどいよ」
私「そらそうやな、何ヶ月もずっと入院してたらそりゃ体力も無くなるし、しんどいよな」「まぁゆっくりしといて」

オカンはシーーーンってなってしまって
ちょっとバツが悪そうな雰囲気だけが漂ってきた。

誰も悪くない
みんなの善意が寄せ集まると良くなるはずなのにな、、、っていう昔の出来事を思い出す

退院お祝いを考えて調べて実行したオカンは何とか楽しんでもらおうっていう愛を感じるし（徹底的に調べ尽くすタイプ）
しんどいと思いながら車に乗って連れ回された親父からも愛を感じるし、まぁオカンの言っても聞かない性格を知り尽くしてんだろうな。自分の価値観だけを通すタイプだから。

そんな昔のエピソードを自宅療養期間中は思い出してました。

今日は野菜炒め
これくらいの量しか食べれんけど
キャベツうめーーーー！！！！

キャベツ✨