算数嫌いの先生の授業 No.2

そんなにたくさんは見てないですが、よくあるパターンを。
①インデントのないノート
国語のノートのように行末までびっしり書いたから改行するのは見ていてゾッとしました
例)
〜なのでこれを÷3して4となる。すると12÷
3=4となる

一文めは、考え方をまとめているので、いずれ書かない指導をするとして、2文めは改行するのが目算できるなら改行させてほしい。
中学校以降の「計算しなさい」は左端に「=」、
「方程式を」では式の中程に「=」があるという形による理解の助けになります。
また、インデントはプログラミングではあたりまえですからね。

②場面によって意味の変わる→(矢印)、下線(
ー)
矢印は便利な記号で汎用性があるから意味をたくさん持つ
例1)ここから…ここへ
例2)ここに注目!
例3)なので、よって、だから、まとめると
(論理記号として使う)
例4)イモムシが蝶になった(変化の前後)
例5)3+5→8 と3+5=2+4  (変化の方向)

など、そのときの指導者自身の感覚で既存の常識のように使う。
授業者が既存の常識を振り回すと「しらんけど黙っとこ」や「なんや知らんけど、そういうお作法なんや」と受け止めて理解しようとしなくなるので気を使いたいところである。

次回からは「お作法からの脱皮」をするダッピ!!

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