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本日の自転車活動 サークル活動「平坦基調で大瀬戸へ行こう!」 2023年10月28日

距離:61.56km
時間:3:02:08
速度:20.3km/h
平均心拍:124bpm
最大心拍:181bpm
平均ケイデンス:76rpm
最大ケイデンス:181rpm
獲得標高:978m
カロリー:1,261kcal

 今日はサークル活動の記録である。ツール・ド・ちゃんぽんが終わり、我がサイクリング部としては寒くなってみんなが冬眠し始めるまではダラダラと活動を続けていくほかすることがない状況となった。
 しかし私は、残念なことに(むしろ望んでだが)まだイベントシーズンは終わりそうもない。と言うのも、長崎県下ではかなり有名なランニングイベント「長崎ベイサイドマラソン」に出場するからである。ベイサイドマラソンは最長でもハーフマラソン(20km)しかないのだが、私はハーフマラソンに出走している。友人からはなぜ好き好んで長距離ばかりを走るんだ、と訊かれたが私としてもよくわからない。強いて言うとするなら、自分を追い込めるからだろうか。恐らく、いや多分。

 さて、そんなことは他のメンバーには関係ないので今日は普通に走ることとなった。いつもの通り活動時間は9時からであったが、早めに来る殊勝なやつはいない。常ではあるが、サークルメンバーが集まってくるまでしばし待つことになった。
 その間noteの投稿準備でもしようかと思っていたが、どうにも写真がうまく反映されない。ここ最近は特にそうなのだが、アプリ版でどういじっても写真が記事に貼り付けられないという事案が発生している。基本的にこのnoteは空いた時間にiPadやiPhoneで書いているのでそこで写真が投稿できないとなるとかなり面倒なのである。改善して欲しいところなのだが、どうにかできるのだろうか。検索して見た感じ、私だけっぽいので自分の責任のような気がしてくる。しかし写真がうまく投稿できないとフラストレーションがすこしずつだが溜まっていき、やる気が失せてくる。これはまずい。

 そうしているとメンバーが集まってきた。今回は1年生が4人であった。そしてその中には期待のK崎くんもいた。今日どこにいくか、と話し合っていると皆から「平地がいい」との要望が多数寄せられた。先週「ちゃんぽん」を走ったS田、Wくん、K崎くんからも寄せられた。そんなに平地を走りたいのだろうか。私にはよくわからないが、彼らがいうからには仕方ない。ということで、今回は基本的に平坦基調なルートである大瀬戸方面へ向かうとになった。

 まずは、時津へと向かった。今回は走ることのできる面子が私の後ろについてきたので、道路を走行することになった。

 そしてそのままの流れのまま、日南バイパスまでやってきた。

 一応、部長のS田とは琴海のところで一度合流する手筈になっていたので、ひたすらにそこを目指した。

 カステラで有名な琴海堂横の公園で休憩をとることになった。途中Mさんがかなり遅れがちになっているが毎度のことなので気にしないでおくとこにした。5分ほど休憩すると、S田たち後発組が到着した。そして全員集合して確認をとってみたところ、全員から「まだいけます」との返事がきた。ここまでは基本的に平坦基調のコースだが、ここから大瀬戸まで向かうと少しばかり登ることになる。だが私を除いて全員が走ったことないので、感覚がわかってない。長崎県で走るということは常に坂が伴うのだということを今回の平坦基調コースで体感してもらうしかない。

 公園から遠藤周作記念館まではノンストップで向かうということになった。そこまで道もきつくはないし、斜度も緩やか(MAXでも9%くらい)である。平坦な畝刈、三重を過ぎ、本格的に大瀬戸の登りに入っていった。
 三重を過ぎるとすぐにサンセットラインというコースに入る。ここは長崎県の西の果てに近いのでとにかく沈む夕日を綺麗に見ることができる。そのおかげかところどころに休憩所を兼ねた駐車場があるので道は細いがそこまで圧迫感というものがない。それに走りやすかったのは、この日がコンディションが最高だったこともあるのだろう。海岸線というのは風が強いのが常である。どこぞの自転車競技部のN子くんでもない限り、風は友達でなく敵として襲いかかってくる。そしてこのサンセットラインも例に漏れない。しかもここは太平洋(正確にいうなら東シナ海)に面しているので遮るものが大村湾と違って全くない。そんなわけで引が悪いととにかく暴風の中走り続けることになる。
 しかし今日はそんなことはなく風は吹いていなかった。某●KBの楽曲が如く、風は吹いているものだと思っていたが、向かい風も横風も追い風すらも吹いてはいなかった。しかも天気は快晴とはいかないまでも十分な晴れ間、いや「沈黙」の舞台には相応しいような晴れ間だった。だからこそ本当に気持ちよく走ることができた。

 私としてはこのコースは嫌いではない。それはひたすらに海岸線に沿ってアップダウンを繰り返すからである。よくこういったコースはパンチャー向きのコースだと評されるのだが、とにかく頭を使うから好きなのである。
 GARMINのクライムプロなどでは話は違ってくるが、とにかくこの坂が後どれくらい続くのか、斜度は、どのようなペースで行くべきか、下りはどんな感じなのか、といった様々なものを考えねばならない。それこそこういった道を力でねじ伏せる人間のことをパンチャーと呼ぶのだろうが、残念ながら私の脚質はそうもいかないのでとにかく頭を使って、この道は後どれくらいでどんな感じとペース配分を考えて登る。これが非常に楽しいのである。


 アップダウンを繰り返して、黒崎の湿地までやってきた。ここからは遠藤周作記念館まで本当にすぐである。だが私の後ろについてきたのはSくんのみ。後発隊にはS田もいるし、拾ってくれるだろうという期待を込めてとにかく2人で残りを走り切った。

 本日の目的地へとゴールした。素晴らしい絶景である。青空と海の青とが境界線で別れているのがくっきりとわかる。それに何より風がなく、日向に出ると暖かくてまるでピクニックに来た気分になる。
 そんな雰囲気の中、ここで昼ごはんを買って食べ、歓談兼休憩をした。

我が最推しの東堂がここにいた。知ってはいたが、回り切るの至難である。

 昼を食べ終わり、東堂に別れを告げると再び走り出した。ここからは折り返しである。
 私の後ろには、Mさんの代わりとしてK崎くんが走ることになった。どうやら来た時とは別に道を辿って帰ってもいいですよ、とのことだった。だったら、ということで迂回するのではなく、山を登ることにした。

 畝刈方面から長崎市内へと帰る方法はいくつか存在する。それはどの山を越えるかということでもある。まず一つ目に鳴見台の団地を超えるコース。二つ目があぐりの丘を登るコース。三つ目が稲佐山を超えるコースである。どれがどのくらいきついかは定かでないが、自分の中では二つ目が一番きついような気がする。
 そして確認をとったところ、今回は三つ目のコースを走ることになった。

 まずは畝刈を抜けて国道202号線へ入った。国道202号線は好きなコースである。それこそアップダウンが多いこともさることながら、大瀬戸付近と一緒で景色がいい。それに何より、よほどの人でもない限りまずこの道を選択しないので車通りがそこまで激しくない。そして道幅も広い。だからこそすごく走りやすい。
 走行していると、あっという間にあぐりの丘下周辺付近までやってきてしまった。


 この公園が見えてくると次に式見町へと入る。そしてトンネルを越え、二つ目の公園で左折する。そうすると稲佐山へと入ることができる。
 しかしこの左折までは良かった。ここから完全にコースを間違えて、結果的にあぐりの丘まで登ることになってしまった。気づけば浄水場の坂を駆け上っていたのである。本当に、気づけばだった。無心で走っていると、「あれこんな道だったっけ。いやトンネルとかなかった気がするけどな」という思いが募ってくる。そしてトンネル先で下り道に出会した時、あぁ、これはあぐりのコースに入ってしまったと悟った。


 そこからひたすらにあぐりの丘までのヒルクライムをした。いつも後輩たちにサカばかり経験させているが、今回ばかりは違う坂を走らせることになったので謝った。しかしWくんとK崎くんにはこの後予定があるそうで、早く帰らないといけなかった。ということで、みんなで頑張って走った。Wくんはいつもの通りかなり早めできたものの、その1分遅れくらいでK崎君が来た。本当に速い。脚や体つきからなんとなく走れるだろうな、とは思っていたもののここまでとは。自転車も近々買う予定らしいのでどこまで行けるのか楽しみである。Sくんは序盤にかなりのペースで私についてきていたためにここで無念の失速となった。

 そして一気に貯めた一エネルギーを解放し、大学へと帰還した。頑張ったのでエナドリでも飲もうかと自販機に寄ってみたところ電気が一切ついていなかった。それもそのはず。この日は計画停電の日だったのである。だからこそ昨日必死こいて実験機器のあれこれの電源確保に勤しんでいたというのに、すっかりそれを失念していた。やはりこれは、この程度のライドごときではエナドリは買うに値しませんよ、とのことなのだろうか。ありがとう計画停電。お前のおかげで摂取しなくてもいいカロリーをうっかりと摂るところだった。

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