書くことが精神安定剤

中学2年生から友人との人間関係で
心の病を持ってしまった現役時代。
中3では不登校で別室通い。
高校でも休みがちで
なんとか途中で通信に変えて卒業。

昔から友達が多い方で
何度もトラブルに巻き込まれた。
何で自分はこうなっちゃったんだろう。
中1までは大丈夫だったのにな。

思えば中2。
大切な幼馴染と初めてクラスが別れた。
好きな人ともクラスが別れた。
仲が良い友達と同じクラスだったけど
その子と同じ部活の男子が
よくからかってくるようになった。
それが嫌で嫌で。
友達も前の学年の時の友達に会いに行く頻度が高くなっていって。
中2の1学期ぐらいかな。
テスト期間の時に腹を下して
何回もトイレに行ってしまっていた。
当時の親友とは小1から登下校をしてたけど
中2頃から新たな登下校仲間が増えた。
別に仲が良い友達だったから良かったもののやはり3人。どうしてもはみ出してしまうのが自分だった。
小6のときにほとんど一人でいたから
一人になるのは割と平気だったし
持ち前のコミュ力で輪にも入ろうとした。
あぁ、自分は誰かの代わりなんだな。
と当時思った。

小学生の頃から小説を書くことが好きだった。
絵を描くには画力が足りなかったから。
自分の気持ちを作り上げた登場人物に授けて言ってもらって経験してもらう。
それだけで毎日心の安定を保てていたのだろうと今になって思う。

自分の学校は、聞き取りやDVDを見ることが多く、感想をよく書かされていた。
低学年の時は特に、何を書いたらいいのか分からなくて文字にできなくて
白紙のまま提出することが多かった。

高学年になると
皆の意見を真似て優等生なお手本となる文章を書くのに必死だった。
だって人の大変さに同情しなきゃ○はもらえないから。放課後呼び出されるかもだから。
一番覚えているのは小6のときの
原爆学習の感想文。
何かにつき「今生きていることを大切にします」という文を書いていたな。
それ以外の感想を書けなかった。
紙の裏面までびっしりかける人たちは素晴らしいな、と思っていた。

家に帰ると宿題をして、おやつを食べて…
小説を書く。
どろどろした心のもやもやとそれを解決する物語に手が止まらない。
でも、完結した物語は1シリーズだけだった。

中学生になって勉強が大変になり、
部活も盛んに行われるようになって
小説を書く時間がなくなった。
帰ってきたら晩ごはん。
ご飯を食べても残っている宿題や明日の準備。やりたいゲームに見たいテレビ。
だんだん「書く」ことから離れていく。

それがいけなかったのか。
中2の頃、ぱたりと心が折れてしまった。

今も小説を書くことはあるが
スランプ状態とブランクがあって
なかなか思うようにかけない。
だけど、ツイッターやnoteに
こうして文章を打つだけで
頭が整理されて心が落ち着く。

分かってもらえる人に届けたい。
誰かの支えになれたらな。
そうやってpixivに小説を投稿している。

これからも文章をたくさん書いていきたいな、そして自分の視野を広げようと思う。
幸せになりたい。
書くことはいつだって自分の精神安定剤。