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大切な人祖母 短歌へぶつける

おばあちゃんへ
こんな出来の悪いかわいくない私に自己犠牲するほど愛情を注いでくれてありがとう。
私は運は悪い方だけど、おばあちゃんの孫に生まれたことは最大の幸運でした。
そんな人はもう二度と現れないでしょう。
おばあちゃんみたいに愛情を注ぐことができる対象が私に現れるかも分かりません。

おばあちゃんの愛情に値しない、そのお返しもできなかった自分に腹が立ち、情けなく、悲しい。
ありがとうと永遠に言ったとしても全く足りない。
寂しい思いをさせないようにそばにいることが一番の恩返しであり、おばあちゃんの唯一の希望を叶えることだったのに。
本当にだめなやつ。


愛情に値しなかった不甲斐なさ
何も返せずただ詫びるのみ

さみしがる祖母を残して帰った日々
思い返すと身が引きちぎられる

弱ってもいつものように言ってくれた
きっと良くなると思っていたのに

見ない間に祖母の様態悪くなり
はやり病の時期恨めしい

帰りたい祖母の初めての頼み事
応えられない我情けなし

財力と時間があればそばにいて
寂しい思いをさせずにすんだか





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