結城

短い小説をメインに書いています。

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最近の記事

[雑記]

週投稿は続かないだろうなと思ってはいたが月投稿も続かないとは思わなかった。結城です。 小説をロクに書いていないため雑記でお茶を濁そうと思う。嘘だ。友人や友人の友人(フォロワーともいう)が日記を書いているのを見て何となく羨ましくなったのだ。近況行きます。 1.Netflixに課金した。 これは実写ワンピースを見るためにネトフリに登録した人間の顔だよ。よく見てほしい。 いや実写ワンピースかなり良かった。何が良かったとか分析するのはとても苦手なので割愛するが、アニメワンピースを流

    • 口先だけで愛を請い

      報酬は払うから一つ頼まれてはくれないか? そう三つ年上からの友人からメッセージが来た時、桜沢雫は珍しいこともあるものだと首を傾げた。 なんですか? そう返事を返せば即座に電話がかかってきた。時刻は零時を少し過ぎたところである。ますます珍しい、と欠伸をかみ殺して電話に出る。風呂上がりの湿った黒髪が耳にかかって少し煩わしかったのを覚えている。 昨夜は徹夜をして、昼前に友人である讃岐ーー年齢不詳性別不詳ついでに人かどうかも不詳な自称うどんの妖精ーーにたたき起こされて神社巡りをしたの

      • IT広告デザイン チラシ

        • 君がさびしくないように

          エンドロールに餞を

          エピローグに花束 親友が昨日死んだ。 私の目の前で、包丁を刺して死んだ。正確には十数年前、とっくに死んでいた、ようだった。今も行方不明のままとはそこに居た医者の言葉で、そんな風に一患者の事情を知っているなと少し不思議に思ったものだった。 退院するまで、ちっとも現実感はなかった。すぐに彼女がどうしたの、らしくないねと見舞いに来るような気がしていた。けれど、彼女はいつまでたっても見舞いにこないものだから、あれは本当だったのだと認めざるを得なかった。彼女は死んだのだ。間違いなく

          エンドロールに餞を