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「みんなで作る木の図鑑」について

みんなでつくる木の図鑑』という、私が個人で運営しているサービスについてお話ししてみようかと思います。
(エンジニアとしての技術的な話ではなく、中身とかバックグラウンド的な話)

みんなで作る木の図鑑をざっくり説明すると、

樹木と木材両方の、個体差まで含めた情報網羅が目的の、コミュニティー型の情報サイトです。
(今後は、それ以上の/それ以外の情報も載せるようになりそうなので、現状は↑の通りって感じです。)

このサイトを作ろうと思ったきっかけ

としては、
① 31歳、ここに至るまでの記事に書いてあるような、私自身の、
「日本の国産広葉樹材を利用を推進したい」
「多くの人に木に関心を持ってもらいたい」

という思いがあるのと、
実際に、自分が樹木や木材の情報を検索して、情報収集する中で思った
② 「既存の情報サイトに載っている樹木や木材の写真は、1個体を撮影したもので、個体差が考慮されていない」(ものが多い)
という事や、
③ 「樹木の情報サイト・木材の情報サイト はそれぞれあるが、どっちもを掲載しているサイトは少ない」
さらに、浅く広く木に関わる業界を覗いてきた身として、
④ 「樹木サイドの、林業や造園や環境系などの業界と、
木材サイドの建材や家具・建具や小物・雑貨系などの業界が分かれていて繋がりが希薄」
だと、個人的に感じている。
という思いがあります。

なので、
これらを解消することが、
みんなでつくる木の図鑑』というWEBサイトのミッションです。

そして、これを解消した先に、
樹木と木材の情報の結び付きが密になり、木について理解ある人が増え、
そしてその人々は、その木の利用方法を知り、その木の価値を知ることで、
日本の樹木・木材に付加価値が生まれ、
木材チップ用の「雑木」という酷いネーミングで扱われる木が減り、
木材自給率にもプラスの影響を与え、
身の回りに素敵な国産の木の製品が増え、
木への愛を持つ人が増える。
みたいなビジョンを達成したいと思っています。

一個人がかなり大袈裟な事を言っていますが、そういうつもりのサイトです。

とはいえ、

一人でやっているもので、まだ実装したくても出来ていなかったり、
「たかが、樹木と木材が好きなWEBエンジニアでしかない。」
という所で、実際の現場の人たちと比べ木の知識が浅かったりと、

まだ、理想とするサービスを作り上げられていないのが実情です。
これから、木の知識を持つ人と繋がるのと、どんどんサービスに機能追加や改修を行って、理想に近づけていく必要があると思っています。

そんな状況ではありますが、

現状リリースされている機能

についても紹介させていただこうかと思います。

樹木情報と木材情報

その名の通り、樹木・木材の樹種ごとの情報、そしてユーザーがアップロードした写真を確認できます。
この情報・写真とものユーザーが投稿・アップロードできるものになっています。
なので、情報の信頼度が低いと思われると思いますが、
情報は、「何%の人がこの特徴だと言っている」という表示方式。
画像は、「いいね」・「違うかも」のボタンで、他者が評価できる。
というところで、情報の信頼性を多少カバーしています。

この木なんの木

樹木・木材の写真をアップロードすると、他のユーザーがその木の名前を教えてくれる機能です。
(誰もが思いつく名前ですみません。)
アップロードされた写真に対して、他のユーザーが木の名前を回答します。
アップロードしたユーザーはその回答を見て、樹種を決定することができます。
決定後、アップロードされた画像は決定された樹種の情報として紐付けられるので、
この木なんの木で、質問→決定のサイクルが繰り返されるほど、木の図鑑の情報が充実していく仕組みです。


その他、マイページでの投稿数確認など、普通のWEBサイトにありそうな機能もちょくちょくありますが、現状のメインは上記の2つの機能になります。

今後のアップデートについては、

主に木材の使用用途系の情報を充実させる方向で、考えています。

さいごに

簡単ですが、『みんなでつくる木の図鑑』について、説明してみました。
このサイトが成長した先のビジョン等に共感いただける方や、シンプルに応援してくださる方がいらっしゃったら、
ぜひこのサイトを使ってみてください。
ご意見があれば、DM等もお待ちしています。

そして、

あなたの実家の庭に昔からある「あの木」。

なんの木か名前をご存知でしょうか?
知らなかったら、『この木なんの木』に投稿してみてください。


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