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自分の小さな「箱」から脱出する方法


本日は書籍を読んだ感想を書かせて頂きました。
今回ご紹介します本は
自分の小さな「箱」から脱出する方法です。
7つの習慣を読んでいる際に中々、理解が出来ずに困っていた時に知人から勧めて頂きました。
今から7つの習慣を読む方、読んでいて分からなくなったりした際は是非こちらの書籍をご覧ください。

自己欺瞞とは

これまで生きてきた中で
学校、会社、友人との人間関係で
色々な問題が起きた事があると思います。
というより、生きていたら人間関係のトラブルは付きものです。
「いや!自分はそんな事はない」
「私は人間関係は良好」と思っている方もいると思いますが
一度、考え直してみてください。

問題が起きた時に「これはこうすべきだ!」と自分の考えを
相手に押し付けてしまい自己解決できているから大丈夫だと感じたりしていませんか?
自分はこの押し付ける方法をとることで
どのような考えに陥るのかを
この本を通して、気付くことが出来ました。
私の実例で簡単にお話しさせて頂きます。

ある日、会社の同僚に頼み事をされました。
相手が困ってるし協力しなくてはと思いましたが、断ってしまいました。
この出来事で起きる考えは
・こちらも忙しいので仕方ない
・他でも出来ることだから良いんだ

つまり自分の考えに背くことで
その考えを無理に自分の中で正当化してしまう。
これが自己欺瞞です。

人から物へ


先程の自己欺瞞が起きると相手にどのような
影響を与えてしまうのかを先程の例で例えます。
相手の欠点を大きくして自分の欠点を無視してしまう。
・同僚はすぐに人に頼る人間だ
・実力不足だ
など相手の欠点を最大化してしまい
・思いやりがない
・非協力的
などの自分の欠点には気付きもしません。
というより気付こうともしていません。
このように自己欺瞞が起こることにより
自分を正当化させて
相手のことをとしてしか見なくなってしまいます。

このようにして周りの意見が聞けなくなり、自分が正しい!となることで
知らないうちに人間関係が崩れていくことになります。
このような目線で相手を見ている間は
何をしても相手に伝わりませんし響きませんし
コミュニケーションすらまともに取れません。

物から人へ

ではどのようにして今まで、物として見ていたのにとして見れるようにするかというと
相手を責めたり、恨んだりする事をやめて
関心を持つことで見方が変わります。
ん?と考えてしまうかもしれませんが
考えて見てください。
今まで「相手は間違いだ!」と思っていた考えを無くして
相手の意見に耳を傾ける事ができたら
自分が今まで正当化していた考えは間違っているかもと思い
相手をとして見れるので興味を持つ事ができます。
そうすることにより相手に何かしてあげたい
力になりたい、自分の力になってほしいと言った気持ちが生まれます。

この本を読んだ今

自分の考えに背くことで、周りの人間のことを
人として見れずにいつしか、関係を悪化させてるなど考えたこともありませんでした。
でも実際に思い返してみると、そのような経験は確かにありました。

これからコンサルタントとして
仕事をしていく中で
沢山のクライアント先の店長、マネージャー、スタッフと出会います。
その中でコミュニケーションをどれだけ取れて
個人の考え、思いなど、店舗の現状確認を行い
より良い店舗作りを一緒に取り組む事ができるかは
相手との信頼関係だと思います。
まずは人を変えるではなく、自分が変わっていく
そして信頼してもらい、一緒に目標に向かい
成長できるパートナーのような存在のコンサルタントになりたいです。

最後に

この題名にもあります
「箱」と言うワードについては
書籍に「このことを知っている人以外にこのワードを使うな」とありますので
「箱」は一回も使っておりません。
ここでは伝えきれなかったことが沢山あるのでご覧なられたら
きっと「箱」の本当の意味が分かるはずです。
是非、ご覧ください。

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