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【読書2】思考の整理学

外山滋比古(1986)「思考の整理学」ちくま文庫、を読んだ。この本は大学生になったばかりでどういう勉強をしたらいいかわからないという人におすすめだ。著者が述べることは必ずしも正しいわけでは無く、読者の解釈に多少の信頼を置いているわけだ。このあらゆる本に通ずる考え方を再考させる本でもあり、抽象的な観念から実践的な手法があげられ、僕たちの思考の整理にそれぞれ合うものが見つかる。この本から、または別の本から見つかる。

36年前の本とは思えない。なぜなら筆者が言う教育の欠点は今もさして変わらないからだ。教育者として僕が変えていかなければと思う。

本屋にならんでいるのをよく見るし、家族の会話でもよく聞く題名である。(残念ながら大学の中では聞かない)ようやく手に入れ、読んでみれば、面白い面白い。もう大学で一年過ごしたがこれからの思考の整理にきっと役に立つと確信した。ビラなんかに、東大京大で一番読まれたと書いてあるが、それで引け目を感じるほど難しい本ではない。おそらく東大京大でも実践できているヒトは一部だと思うが、(何も知らないくせによく言いますな。まあ、読んでみよ。

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