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【読書1】貧困について

稲葉剛「生活保護から考える」を読んだ。大学の課題ではあったものの、教育者を目指す立場からして知るべき問題を認識したつもりだ。

あなたは相対的貧困を説明できますか?日本には貧困はないと言う人もいるが、それは絶対的貧困(生きるうえで必要最低限の生活水準が満たされていない状態)と相対的貧困(その国や地域の水準の中で比較して、大多数よりも貧しい状態のこと)の区別ができていないため生じる認識だ。

この本は生活保護制度から日本の貧困状況を説明しているので、最低基準の生活すら満足に保障されないことがどれだけ危機的状況かよくわかるだろう。

日本の今を貧困という観点から知るのにはちょうどいい本だ。

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