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「営業」の不条理が人を成長させる!?

「営業」経験者は成長が早い?

みなさん、こんにちは。
アステックペイントの塗料営業部門を統括している野口です。
私は社会人歴26年目となります。

あくまで個人的感覚という前置きが付きますが、これまで新入社員を何百人も見てきた経験で言えば、最初に営業を経験した人は圧倒的に成長速度が早いと感じています。

それが事実と仮定した場合に、以下の原因が考えられます。

「営業」は年齢関係なしに不条理に晒される

まず、営業という職種の特性でもあると思いますが、年齢や経験関係なしに、俗にいう不条理にどっぷり晒される経験は大きいと感じます。

多くの営業は、会社を代表してお客様との接点を持っていると思います。

自分がどんなに完璧な仕事をこなしていようと、自社の扱っている商品やサービスに不具合があれば、お客様からお叱りを受けます。

自身が会社を代表してお客様と繋がっているわけですから、お客様としても不満や怒りは営業担当にぶつけざるを得ません。

自分が原因ではなかったとしても、自分が属する会社の商品やサービスがお客様にご不便をおかけしている。

自分が会社を代表して担当させてもらっているのだから、お客様におかけしたご不便を、自分が何とかリカバリーしたい。

自分が晒されている不条理のことはいったん横に置いておいて、本気で目の前のお客様のことを想えるかどうかが本物になれるかどうかの分かれ道なんだと思います。

そこに至れるかどうかは、年齢や経験は全く関係ありません。

逆に言えば、相応に年齢を重ねていたとしても、自分のことばかりで、目の前のお客様の事情に想いを巡らせることができない人も多いと感じます。

営業は職種的に、こういう事態を経験する機会が多いため、結果的に、他の職種の方よりも成長する速度が速いのかもしれません。

報われる瞬間があるから「営業」はやめられない

さきほど、営業は不条理に晒されやすいと述べました。

一方で、お客様に「君がウチの営業担当で本当に良かった!ずっと付き合っていきたい」との感謝の言葉を独占することもできます。

マイナスとプラスは表裏一体なのかもしれませんね。

「絶体絶命のピンチを乗り越えて、お客様に認められる」という経験は何よりもうれしいものですし、絶対的な自己肯定にも繋がります。

人の価値観は多様化していますので、ひと括りで話すことはできませんが、経験が人の成長を後押しするというのは間違いない事実だと思います。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。また次の機会まで!!

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