見出し画像

「好き」から学びが広がる。息子を見ていて思うこと

現在小2の息子、小さい頃から何かにものすごくはまる、熱中するタイプの子でした。(男の子あるあるでしょうか?)

最初は電車系(最初に発した言葉もデンシャ!でした)。当時住んでいたマンションから線路が見えたので、ベランダに出てずっと通り過ぎる電車を見たり、電車図鑑を何度も何度もめくってボロボロになるほど眺めていました。2歳頃になると中央線、山手線、など路線の名前、電車や新幹線の種類をたくさん覚えるようになり、もしやうちの子天才なんじゃ?と思ったりしましたが。。上には上がいることを知り、うちの子が特別というわけではなかったことに、あとになり気づきました。

電車の次は恐竜。きっかけは覚えていないのですが、これも3~4歳くらいでドはまりし、図鑑やアニアの恐竜フィギアもたくさん買わされました。。

電車、恐竜、他にもストライダーや自転車に熱中していた時期もあり、そうこうしているうちに次は、仮面ライダーです。これぞ男の子の王道という感じでしょうか。戦いごっこにもはまり(保育園では禁止されていたみたいですが)、相手がいなくても常に想像の敵と戦っていました(笑)。ショッピングセンターによくある仮面ライダーのカードゲームにもはまりましたね。たくさんカードを集めてケースに入れては、ずーっと眺めていたりしました。

小学生になり、周りの友達がサッカーをしている子が多かったので、息子もサッカーを始めることに。もともと体を動かすことが好きで、楽しんでやってくれたらいいな、くらいの軽い気持ちだったのですが、これがめちゃくちゃ楽しいようで、次はサッカーに熱中し始めました(現在進行形)。練習の日以外でも自主練したり、YouTubeで海外の選手のプレーを研究したり。家の中の会話も、「今日の僕のあのプレーが良かった」、「○○君のあの時のコーナーキックがすごかった」、だのほとんどサッカーのことです。(私はよくわからないので主にサッカーの話は旦那担当)

こんな風にその時々で何かしらに熱中している息子なのですが、息子を観察していておもしろいな、と常々思うことがあります。それは、自分の「好き」をきっかけに、他の関連する色々なことを知り、世界が広がっていると感じること。例えば、恐竜にはまった時は、恐竜の名前を知りたくて自分でカタカナを自然と覚えました。仮面ライダーの時は、同じ戦隊もの好きの友達が自然とできて交流関係が広がったり、今はサッカーを通じて世界の国旗や言葉、外国の選手への興味などが出てきて自分で調べたりしています。相手のプレーをほめる、とか失敗した子を励ます、などのコミュニケーションもサッカーを通じてだんだんできるようになってきたようです。

こんな風に、「好き」「熱中すること」を軸に知りたい事、学びたい事がどんどん出てくる、成長する、というのが本当の意味で「学び」なのかなーと、息子を見ていて思います。

どうしても義務教育になると学びが受動的になってしまう部分があるし、やりたいことだけやっていられるわけではない。だけど、子供たちには自分から知りたい、学びたい、をずっと持ったまま大人になってほしい、思っています。そして私自身も本当はそうありたいのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?