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「やっぱりコイツもか……」もれなくだめんずを育ててしまう私 その3

(その2から続く)
試しに「だめんず」「育成」で検索してみたら、だめんずを育成する女子には共通点があるという。
こちらのサイトによれば、下のチェック数が7~10個だと「ダメ男製造機の可能性が高め」だとか。
 
人のお世話をするのが好き
□Noが言えない
□控えめな性格である
□恋愛に依存しがち
□心配性である
□自分に自信がない
□八方美人
□寂しがりや
□尽くしてしまう
□本音が言えない

!!!!!!


当てはまる~、全部当てはまる~~~~~~~!!!!!! 私はダメ男製造機だったのかー!!!
 
そして、同サイトでは、だめんずを製造する原因は、
 
①優しすぎる
②恋愛に依存している
③自分に自信がない
④面倒見がいい
⑤すぐに謝る
 
なのだとか。えー、それってどうやって直すのさ。
 
①優しすぎる→本音を伝える
②恋愛に依存している→恋愛以外に目を向ける
③自分に自信がない→自信をつける
④面倒見がいい→面倒を見すぎない
⑤すぐに謝る→間違いを指摘する
 
がアンサーのようだが、そんな簡単にできるかよ。特にアラ50おばさんの私には③がもっとも難しい。いや、HSPだから、①も④も⑤も難しい。

唯一改善できるとしたら、②のアンサー「恋愛以外に目を向ける」だろう。そうだ、恋愛なんかなくても、私にはお酒がある。あっ、そうだ。仕事だってあるじゃないか。いや、お酒と仕事しかないじゃないか……。
 
と、悲観的になってもしょうがない。私が大好きな文豪の1人に、カフカがいる。カフカの名言の1つに、「執筆中には孤独が必要だ。世捨て人では足りない…死者のような孤独だ。」というものがある。

そうだ、物書きには恋愛なんて必要ないんだ。と自己流に解釈しようではないか……(でも、生きているうちにもう一度くらい恋愛したいな、ちゃんと離婚したら)。
 
もし次に恋愛するとしたら、まともな人をだめんずに育て上げるのではなく、元々のだめんずからまともな人に育て上げるってことにトライしたいな。いや、そもそもだめんずを好きにならないから、ハードルが高いか……。難しい。
 
そして私が手放した(手放された、か)だめんずたちの複数名は、現在結構な地位についている。ふとネットで元彼の名前を検索した時にギョッとしたこともある。離婚秒読み状態の現旦那も、今じゃしっかり仕事をしているし、女もいるし、だめんずから脱出したように思える。私から離れて元々の自分に戻ったのだろう。良かったね(空目)。
 
つまり、私はだめんず製造機(さげまん)であるということだ(苦笑)。そういえば、横浜の占い師や霊媒師の先生からも、「男運がない」って言われたな。男運がない=男をコントロールする力がないってことだと思う。

逆に、コントロールできるような男はつまらないっていうのもあるのかもしれない。事実、何でも言うことを聞いてくれる男とも何人か付き合ったけど、つまらなくてセックスすらしないうちに次の男に走った。

なんだかな。分かってはいるんだけどさ、女は男を振り回すくらいの方が人生勝ち組ってことは。あーあ。まあ、もはやアラ50でおひとり様。負け組の代表選手みたいになっているんだから、見た目も中身も今から挽回できるはずもないよな。

さてと……今日は幸い急ぎの原稿がない。 「どこかにスパダリが落ちていないかな……」「いやいや、恋愛よりもライター仕事をもっと増やさないとなあ」なんて考えながら、100均で購入した魚肉ソーセージを肴に酒を飲んでいる。

あっ、魚肉ソーセージの留めてあるとこ……なんだっけ、硬い金属のやつ。それを歯で食いちぎっている時点でスパダリから求愛される可能性は0か。せめてちゃんと包装から外して、さらには包丁で切って皿に盛り付けて食べるくらいの女子力を身につけるところから始めなきゃか……。

ギョニソを上品に食せるようになったら、スパダリがやってくるハズ……。


               (完)

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