私の自慢
そう塩むすび、こちらでは「おにぎり」という方が多いけど
息子が小学校時代、剣道してたので試合時の保護者の仕事、当番になったら選手のために一升炊いてせっせとおにぎり🍙を
専用のタッパーに入れて持参する。
だからさんじん鍛えられましたよ。
ただおにぎりを作るだけでなく、
保護者の役目は出発までに作って
子供達を車に乗せて試合会場まで運ぶこと。
勝っても負けても最後まで💦
負けて帰ることが多かったけど、
そして汗臭い子供らを
3人も乗せたら車の中も臭う💦
みんな、窓開けて❗️と言って
帰ってたなぁ
そのあとはボランティアで教えてくれてる剣士の方々を公民館でもてなさなきゃいけない。
ホント六年間の剣道生活は親の試練だった。
ある時、団体戦に出る前に息子が負けるからイヤだと逃げ出したけど、優しい先生から
「オイ、負ける子がいるから勝つ子もいるんだよ」と妙な慰めをしてもらって渋々試合に出た息子。
もちろん負けたけどね、
それでも中学校に上がって段を取るまでは頑張った、
のちに社会に出た時に、
仕事で営業に行った息子がそこの家族から「若いのに姿勢が良くて正座できるなんて❗️」と褒められたと帰ってきたことを思い出す。
知らず知らずのうちに身体が覚え、我慢する精神も身に付けてたんだなぁ。
今は世帯持って成人した息子と娘の親となってるが、このおにぎりを見るたびに、我が家のおにぎりを美味しいと食べる客人を見るたびに
このおにぎりには私の耐えた歴史があるんだよと言いたい、なぁ。
ちなみに息子は初段をとった途端に防具などを後輩に譲り、サッカーに転向してしまった。
もちろん孫にもサッカー漬けで子育てを楽しんだようだ。
その孫にもサッカーの才能はなかったけどね
おにぎりひとつで、いろんな事を思い出した春の日です。
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