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【仕事】仕事への熱意の正体

皆さんは本を読んで泣いたことってありますか。

私はしょっちゅう泣いてます笑


最近読んでいる本も途中ですが、
著者の熱意と実現していることが素晴らしくて
感動しながら読んでいます。

本の感想は読み終わったら書く予定ですが、
まずは途中で気付いたことをこの記事に書こうと思います。


その著者は仕事への熱意がとても高く
自分が嫌な目に会ったとしても
人のためになることをし続けていました。


著者の仕事の内容がメインですが、
その方が子供の頃に思ったことがきっかけになって
いまの仕事をしている、と書かれていました



著者は子供の頃になにを思ったか。


正解は「悔しさ」です。


辛い状況なのに助けてもらえる環境にない、
メジャー側が有利になっている環境などに
悔しさを感じている描写がありました。



それを受けて、私も自分の仕事の根底に悔しさがあるのかも、と思いました。


私が新卒で配属された会社の部署は
元は小さい会社が吸収されて大企業になった部署でした。
そのため、会社という括りではなく、部署内での結束力が高く
部署全員が仲良しの雰囲気がありました。

仲良しな雰囲気だからこそ
飲み会では楽しいお酒を飲ませていただきました。
また、先輩からは旅行やBBQなどにも誘っていただき
楽しい時間を過ごしていました。

しかし楽しいだけではなく
悔しい、と思う出来事もありました。
いまの自分に通じている悔しいと思ったことは
以下の2つがあります。

1.仲間という認識から除外された

配属してから多くの先輩にかわいがってもらいました。
しかしそんななか、ある女性の先輩から
「この部署のメンバーは苦しいこと、大変なことがあったときに
お互いを支えてきたメンバーだ。
だから貴方が仲間に入れた、と感じても
今いるメンバー同士以上の関係にはならない」
と言われました。

仲良くなったつもりでも
本当の仲良しにはなれないのか、と悔しい気持ちを感じました。

それと同時に、
でも仲良くならないと仕事をできない、という辛さも感じました。

というのもこの部署は当時、手順や注意点が文書化されておらず
情報を得るためには先輩からかわいがってもらい情報を引き出す必要があったのです。

お前はあとから来た人間だから本当の仲良しにはならない
でも、情報は我々しか持ってないから敬え

そういう言葉に聞こえて、私はそんな環境に悔しさとともに理不尽さも感じました

2.知らない、という事象を知らない本人のせいにされた

配属して三年目、同じ部署で開発から客先SEになってすぐのことです。

私が実施したテストで一部NGになった項目がありました。
NGの理由か設定の問題だったため、
他の人にも同様の問題が起きないよう、
情報共有の場で共有しました。

その結果、当時の課長から
「そんな事も知らないの?」
と言われました。

そんな事、程度を知らなかった自分の知識が低いのも問題かもしれません。
しかし、前述したとおり、うちの部署は当時、手順書や設計書が整っておらず
先輩から引き出さないと情報がない部署でした。

そのため、私は当時それを言われて
その情報を持つ先輩に対して仲良くできてなかったから
先輩から情報を引き出せなかったのかな、という悔しさと同時に
そんな事を教える環境がないこと、教えられてないことに気づけない環境が
問題では??!!!
と強く思いました。

そんな事も知らないの、と言われたのが
本当に悔しかった。


そして現在


そんな経験があったからか
私はいま自部署の社内業務として手順書整備や新規配属者の面倒を見る仕事をしています。

子供が産まれたため宿泊しての出張ができないため
客先SEとしての業務ができないから、
というのもこの社内業務をしている理由のひとつです。

でも、私はそれだけではなく、自分の悔しいと感じた経験から以下を実現できるからこの仕事にやりがいをもって実施できています。

  • 新規配属でこの部署に来たときや、人付き合いで苦しい思いをさせたくない

    • 仲良しにならないと情報がもらえないではなく、社内の手順書などで情報を得られるから人に依存しなくても良い環境作りができる

  • 知識がないことを恥ずかしいと思わせたくない

    • 人からのみでなく、手順書などから情報が手に入る環境を作れる

    • 知らない知識があったとき、その人が悪い、ではなく、じゃあ次の人が困らないためにはどこに情報を書くべきか?をみんなで考えることができる


実業務経験がないから私は今後どのように評価されていくのか良くわかりません。

ただし育休に入る前にはチーム長の役職を与えてもらっていたので
ある程度のこの部署に貢献できているのでは、と自負していますし、
当時から数倍以上の人数になったいまの部署があるのは私の努力の影響もあると自負しています。

冒頭で記載した著者ほど大きい仕事ではないかもしれません。

ただ、今後も私は自分のできる範囲でできることを進めたい、そう思います。


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