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双極性障害と診断されるまで

自己紹介

はじめまして。
かなといいます。
仕事はPC関係のお仕事をしています。
タイトルにもあるように私は双極性障害です。
診断されたのは2023年12月末でした。
ごく一般的に働いていた私が双極性障害と診断され、その後どのように病気と付き合っていくのかを
できるだけリアルタイムで、私の気持ちと一緒に綴っていこうかと思っています。

双極性障害とは

双極性障害と聞いてどのような病気か分かる方はまだ少ないのではないでしょうか?
双極性障害とはかつて躁鬱病と呼ばれていた病気です。
読んで字のごとく躁の時期と鬱の時期を繰り返す
病気で、具体的には躁期、鬱期、混合期、寛解期があります。
鬱の時期は大体の方が知っているようなうつ状態(外に出づらい、人に会いたくない、理由もなく泣いてしまうなどの症状がある状態)のときです。
一方で躁の時期はなんでもできそうな気がして、仕事もバンバンこなせるし、睡眠時間が短くなっても元気な状態です。人によってはケンカっ早くなったり、新しいことを始めたりします。
いわゆる、マ◯オのスター状態のような感じです。
ただ、躁期は大体4日から1週間ほどで、その後鬱期に移行するという感じです。
混合期は躁期と鬱期の症状が混じった状態、
寛解期は症状が安定している状態になります。
私は今はどちらかというと鬱期ですが、だいぶ病気の受容だったり、向き合い方がわかってきて、比較的元気な状態かなと自分で思っています。
双極性障害の治療法については薬物療法と社会的心理療法どちらも使われることが多いといわれています。
ですが、私は今お薬は飲んでいません。
今後飲むことになるかもしれませんが、できる限り自分の力で病気をコントロールしていきたいと思っているので、お薬は飲まずにいます。
この選択が正しいのか間違ってるのかもわかりませんが、診断後自分の中で病気との向き合い方を見つけつつあるので、今はお薬の力を借りていません。
ただ無理はよくないので、症状が悪化するようであれば、お薬は飲む選択肢もいれています。

病院に行くきっかけ

ここでは私が病気かもしれないと認識し、病院に行くきっかけとなったことまでを話していこうと思います。
異変が起きたのは2023年の11月でした。
それまでは仕事をしながら
11月下旬に夢への第1歩としての大きなイベントがあり、そこに向かって懸命に進む毎日を過ごしていました。
イベント当日は上手く行き、もっともっと上を目指したいと思うようになり、やる気も増し、これからの生活の中で自分を変えていく必要があると感じていました。
しかし、そのイベントが終わった次の日、身体がだるくとてもしんどく、風邪をひいてしまったようでした。
重たい体を引きずりながら仕事に行き、なんとか仕事をこなして、帰宅。
次の日は全然動けませんでした。
その辺から、身体と心の不一致を感じるようになりました。
もっと頑張りたいのに、もっとやれるのに、身体は動かない。
周りから置いていかれているような感覚。
休むことが難しい仕事。
やりたいのに、できない状況が続き、何もできてない自分に虚しさや嫌気がさす毎日でした。
でも、体調が戻ったら「また頑張れるだろう」そう思っていました。
風邪もなんとか治し、身体が楽になってきた頃、
「よし、やっとやりたいことをやるぞ」そう思ったのも束の間でした。
やりたい気持ちはあっても、身体はゆうことをきかない。
「動けない。」
そう感じる日々が続きました。
「どうしよう。」
「なんで?」
不安や焦りが募る毎日。
そんなある日、仕事柄病気に詳しい彼氏に最近の心と身体の不一致やたまに泣けてくることなどについて話しました。
すると、彼氏に「それは普通じゃないよ」と言われました。
まさかそんなことを言われると思ってなかった私はとても驚きました。
なぜなら、過去にも二度ほど、同じような気持ちになったことがあったからです。
過去にあったから、そのまま時が過ぎればなんとかなると私は思ってました。
それがまさか病気だなんて一切考えてなかったのです。
それから彼氏には色々詳しく話を聞いてもらい、少し様子を見たあと、一度病院に行ったほうがいいという話になり病院に行くことになりました。

双極性障害と診断されて

病院に行く前から彼氏から話を聞いたり、自分で症状を調べたりしてなんとなく、「双極性障害なんだろうな」と思っていました。
病院では思った通りの診断が出て、ほっとしたと同時にたくさんの不安を感じました。
1つは、治療法にあります。
双極性障害は先ほども言ったとおり、薬物療法がメインです。お薬を飲むことによるデメリットを考えるととても不安でした。
「出産できるのかな。」
「そもそも結婚できるのかな。」
「副作用でお仕事にいけなくなったらどうしよう。」
と次から次へと不安が浮かび上がってきました。
「私の人生これからなのにまた邪魔されるのか」そんな気持ちでした。
(ここで”また”と感じた理由については別の記事でお話します)
彼氏と話したり、自分でも色々調べて病院に行く前からお薬はまずは飲まないでおこうと思っていたため、主治医とお話し、まだ飲んでいません。
先のことはわかりませんが、自分が選んだ道が正しいか正しくないかというよりは、この道を正しいと思う道にすると決めて進もうと思っています。
2つ目は、仕事のことです。
体調を崩す前は週7日で働いていました。
そりゃ体調を崩すだろうと今では思うのですが😅
必死にがむしゃらでした。
とりあえず、仕事量を減らさなきゃいけないし、これから先どうやって生きていこうか
収入面や社会的立場でも
そんな不安でいっぱいでした。
「不安になっても仕方ない」そう思いながらも
たくさんの不安と葛藤とたたかう毎日でした。
それからというもの毎日泣いてしまう日々。
心が不安定でどうしようもなくソワソワして落ち着かなかったりとそういう日々を過ごしました。
彼氏にもとても負担をかけたんだろうなと思います。
それでもそばにいてくれたことは私にとって病気を受容する上でも大きな力となりました。
本当にありがとう。

最後に

ここまで読んでくれた皆様ありがとうございます。
この記事は気まぐれに書いていきます。
私の思ったことや考え、どう病気と向き合うのか苦悩や葛藤をよりリアルにお届けできたらなと思っています。
そして、おこがましいですが誰か1人でも多くの方の支えになれたら私は幸せです😌
そしてこの記事内では”病気”ではなく”特性”と読んでいくようにしようと思っています。
またよかったら遊びに来てくださいね🙌

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