真説空手大系 空手と"高さ"(535字)

以下転載

空手の手法に単一の動作を続けるものが有ります。
人間は二つの手足が有りますが、相互に繰り返されるといって良いでしょう。

そのものをやろうとするものですが、
その本質はこうです。

まず、真正なものは空手に限らず全てが呼吸であり、形はそのバリエーションですが、上記の手法に於いては、
・姿勢の取り方と当該動作は呼吸的に一致していなければならない
呼吸的に別のものであるならば、そもそも当該呼吸を行おうとする試みにおいて、一つのものに統一すると良いでしょう。

??呼吸のバリエーションとは??

若い頃の私は非常に悩んだものですが、まず初めに分かったことは、「似たような形でも身体の感覚が違う事がある」という事です。それは同じ単語が文脈に於いて違う意味を持つ事があるようなものです。指摘されているように、形とは結果であって、それ自体に意味は無いのです。
したがって、身体の感覚という方向から見ると、それらの違いが区別できるようになってきました。
ある単一の系に於いて、身体の使い方は高さの違いとして認識されるものに何種類かあると分かりました。
たとえばこの観点からはある型は一つ一つの動作は前後左右方向×"高度"の組み合わせの呼吸の連続体という事に成ります

形についた名称に捉われない方が良いでしょう。

ありがとうございました

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