失敗と楽しみを自分に
皆さん こんにちは ヤマです
今回は第2回自然環境リテラシーに行ってきたのでその感想と内容の解説(間違っているところもあるかもですが)を書いていきたいと思います。
本題の前に
前回の内容と重なっている部分がいくつかあるためその内容をある程度省略させていただきます。こちらを先に読んでいただけると幸いです。
↓第1回のURLです。五感で楽しむ自然|cute_beetle385 #note #夏の思い出
https://note.com/cute_beetle385/n/ne5a88e9274e1
分からないことが有れば一度こちらを見てください。
このブログや前回のブログは三重大の自然環境リテラシーのマガジンに入っているので僕以外の視点も楽しめるので是非覗いてみてください
↓URL
2022自然環境リテラシー学日誌|tatscan #note
https://note.com/tatscan/m/m8bd5536bd6cf
あとこれは三重県の事業の一つである「みえアウトドア・ヤングサポーター」の内容の一環でありました。以下にURLを載せさせていただきます。
↓URL
https://www.pref.mie.lg.jp/NOZUKURI/HP/m0278100138.htm
実はまだ山コースについては募集期日前なので参加申し込みしてみても良いかもしれません。よかったら是非見てみてください(自分が今編集している現在7月19日ぐらいかな)
前回の訂正として
PFDの付け方は肩紐ではなく腰紐が先です。
他にもあるかもですがまだ個人としては完全に理解していないところがあるのでまた発見したら次回報告させていただきます。
1日目
出艇前
今回は鳥羽の三重大学水産研究所の駐車場を借りてキャンプ(シーカヤック)です。今回、アルガフォレスト代表の柴田丈広さんに講師として来ていただきました。
この日の天気予報は曇りのち雨。午後からは警報が出るかもしれないぐらいの大雨の予報が出ていたので出発時間がかなり早まりました。僕は5時起床でした。
近鉄で津から鳥羽に特急使わずに行くと意外と時間がかかることがわかり驚きました。(大体1時間、距離にすると54キロぐらいで、のぞみで大阪-名古屋で54分ぐらい、関東では東京から鎌倉で51kmを58分ぐらいらしいです。)
そしてそれ以上に驚いたのは地元の方々が自分達が8時半についたにも関わらず周りにほとんどゴミがないぐらいまで掃除をしてくださっていたことです。
本当にありがとうございました。
さてようやく出艇と行きたいのですが問題が発生しました。出艇直前に雷が鳴り出したのです。海の水は電気を通してしまうため中止になるかもしれないと思いました。ですがすぐ雷が止んだので1日目もカヤックができることになりました。雨が降っているので寒そうだなと考えながら出艇です。
午前
天候を心配しながらの出艇になりました‥出艇した後も雷の危険性はあると言う予報があったからです。
この午前の部では新しく習った事は少なかったので、前回の復習などをたくさんすることになりました。カヤックの漕ぎ方、PFD、スプレースカートの付け方などは前回のブログを書いていたのである程度はわかったのですがやはり完璧ではなかったので頑張っていきたいと思います。
カヤックを漕ぐ時腰を回した方が腕が疲れにくいらしいです。(自分も試してみるとかなり効果がありました。これは自然環境リテラシーのインストラクターの方が教えてくださいました。ありがとうございます。)皆さんも試してみてください。
この日はフグの死体などが割と多く(3匹ぐらい)ありました。下に写真があるので気持ち悪くなる人はみないでください
カヤックで巡り終わった後、前回話したセルフレスキューのリベンジをやっている人もいました。でも僕は挑戦しませんでした。理由はただただ寒かったからです。私がこのままセルフレスキューすると低体温症になってしまうかもしれないと考えました。前回セルフレスキューをやっている時寒くて体が震えてしまい、震えが止まらないことを経験したので成功できないと考えたからです。何度も失敗している人や成功している人をできる限り観察したので明日は何度か挑戦すれば成功できるようになるだろうと思ってました。
午後
昼ごはんはパスタでした。トマトソースがパスタに絡まなかくてあまり味がなかったので家で作るより味は良くなかったですが思い出の味として記憶しておきます。
午後は講師の柴田丈広さんの講義がありました。
講義の前半は明日どんなカヤックコースをとるのか、カヤックを仕事にしている人からみた鳥羽の解説、例えば鳥羽の一部は満潮干潮の潮の流れとは反対向きの逆潮流が流れているので満潮干潮の向きではない方向にカヤックがかなり潮に流されてしまうこと。他には鳥羽からすぐ熊野灘に出ると波が荒れているので伊勢湾と鳥羽の内湾の境目が見ることができるなどの話をしていただきました。後半は柴田さんの経験談などの話をしていただきました。高校卒業してすぐに海外に行く決断力、行動力がすごいと思いました。
私は英語が苦手なので海外に行く決断がまったくできなかったのですが‥柴田さんの話を聞いていつかは海外にいこうと決心しました。
夜中
夕食は飯盒で炊いたご飯と魚でした。実は昼ごはんのパスタのトマトソースを少し残して、夜のご飯に混ぜてドリア風にしようと考えていました。狙い通りのものを作れたとぬか喜びしましたが、味はドリアっぽいけどまあパサパサで、最初は美味しかったのですがだんだんパサパサのせんべいを食べているかのように食べるのがしんどくなりました。
リーダーと先生が魚を捌いていたのでその光景を見てすごいなと思っていました。すると先生たちが小さなカツオの塊を参加していた人みんなに配っていてはじめて魚を捌くことに‥結果は‥もちろん上手くはないと思います。
ま、まあ初めて魚を捌く(?)経験だったわけですし、フ、フルーツナイフでここまでなら‥(食材に失礼とかは言わないでください)しかし臭みが残ってたので少しガスバーナーで炙ったら‥
こびりついています。
ガスバーナーで炙るとお鍋を洗うのが面倒くさくなってしまうことを学びました。
この後テントを立て就寝です。
2日目
朝5時に起きました。起きはしましたが睡眠不足です。
朝ご飯はバナナとパン3つとインストラクターさんが持ってきてくださったゼリーです。ご馳走様でした。
午前
朝のカヤックでは先日の柴田さんの解説通りになっていました。鳥羽の一部は満潮干潮の潮の流れとは反対向きの逆潮流が流れているので満潮干潮の向きではない方向にカヤックがかなり潮に流されてしまいました。正直漕ぐのがすごくしんどかったです。他には鳥羽からすぐ熊野灘に出ると波が荒れているので熊野灘と鳥羽の内湾の境目が見ることができました。その境目にフェリーが通り、その波が境目に入ろうとすると波がまるでかき消されたかのように消えてしまいました。それを見てこの時点でこの授業をとってよかったと思うぐらい感動しました。
魚の死体(フグなど)が前日の何倍もあって異臭が酷かったです。その理由は編集時点の7月23日のニュースでは(編集遅くてすみません)
7月13日に志摩市で例年より早く赤潮が発生したらしいです。多分その赤潮が原因だったのだと思います。その赤潮から5日経っていたので正直臭かったです。感覚としては海の潮が臭いなの相当酷い感じで潮に似た臭いなんてほとんどなかった時もありました。
その目的地に到着した時点で昼ごはんまでに時間があったのでもう少し漕ぐことになりました。
その時にまさかの
スナメリ
えっと‥え?前日からいたらいいねという話になっていたのですがまさか見れるとは‥!しかも2頭も‥!
そもそもスナメリとは?
背びれがない
吻(ふん)がない
背に細い筋があるのが特徴の鯨類です。
頭の中が全てスナメリになってしまった瞬間です。
ホエールウォッチングとかに行ったことなかったので人生はじめての野生の鯨類だったりするので本当に感動しました。
水族館では全国に6ヶ所しか見れない本当に珍しく、世界でもかなり生息域が限られている鯨類です。スナメリについて興味を持つきっかけになりました。大学で今度スナメリについての本を借りたいと思います。
昼
昼ごはんはラーメンでした。この授業で食べた中で一番美味しかったです。
そしてその後、昨日やらなかったセルフレスキューに挑戦しました。結果はまさかの一発成功!
何回か挑戦してやっとかなと思っていたので驚いています。そのあと何度かやってみても成功しました。
下手だけどもみんなの成功失敗をみたおかげの成功だと思います。個人的に考えているコツは
・コックピットの前に頭が付くぐらいまでカヤックに顔を押し付けるぐらいで這いずってもいいかもしれないです。重心は思っているより上だと感じました。
・起き上がる時斜め下向きに水を蹴ること。横向きだとカヤックを押してしまいやすい気がします。
・カヤックに乗ったとき割と急がない方がいいかもしれないです。カヤックの上でのバランスは難しいと思うので一息入れてバランスを取ってから這いずる方がいいと思います。
セルフレスキューをやる機会があったら実践してみてください。
その後、テントを片付けて帰りました。
リーダーさんなどの皆さんは最後まで片付けてくださっていました。僕たちが帰っている途中、鳥羽ではゲリラ豪雨だったようで、本当にすみません。
ゲリラ豪雨に遭いながらも自分達が帰った後も片付けてくださり本当にありがとうございました。
反省点
・無くし物と忘れ物が酷かったです。自分の性格的にそういう所が非常に多いので次回以降はきちんとしたいと思います。
・実は2日目に転覆してしまい、その時に前の蓋の出発前チェックが不十分で開いてしまい沢山の人に迷惑をかけてしまったので今後はきちんとチェックしようと思います。
・足元が疎かになってしまってパドルで転んだり、カヤックが座礁しかけて迷惑をかけたことも反省点です。
・他にも色々リーダーさんに迷惑をかけてしまったので迷惑のかからないように心がけたいと思います。
まとめ
今回は沢山の失敗や経験をしたり、見たり、聞いたりしました。個人的に今回参加して自分の経験だけでなく他人の経験を見たり聞いたりすることで自分の糧にして次の行動に役立てる重要さがわかりました。なので今回の失敗を踏まえ次回の講座に臨みたいと思います。
最後に
この実習を準備、サポートしてくださった方々、朝早くから掃除をしてくださった地元の方々、みえヤングサポーターの関係者の方々、この実習を開講してくださりそして最後まで片付けを行ってくださった先生、インストラクターさん、リーダーさんの方々、そしてアルガフォレスト代表の柴田さん本当にありがとうございました!
前回は書き忘れてしまいましたが読んでいただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします!(確か全部で5回)
辞書みたいなコーナー
おまけです
前回、今回は入れるのを忘れた用語などをいくつか解説していきたいと思います。
赤潮 赤潮とは植物性プランクトンが異常増殖してしまい海が赤く見える現象のことです。空気中の酸素が海中に行き届かなくなってしまい生物が沢山死んでしまいます。人間の活動の影響で起きてしまう現象なのであまり発生してほしくない現象です。前回は当日に起きてしまい海の上でほとんど海面から見ることになりました。
スナメリ 今回奇跡的に見つけた鯨類。一部地域では天然記念物に認定されています。
最近ニシスナメリとスナメリで分けるかどうかという話があるらしいです。今回のスナメリはどちらにしろスナメリです。生息域は日本近海と中国付近にいるらしいです。(ニシスナメリは中国付近からインド洋らしいです。)数が相当減っているので保全しないといけないです。
今回は以上です気になったことが有れば調べたりして紹介したいと思います。
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