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図書館と駐車場代と書店のこと

以前から書いているとおり、
読書は大切だとは思うのですが。

わがまちメールに寄せられた意見が更新され、
その中にコミセンにある中央図書館の駐車場代、
図書館利用者は30分無料にしてほしい、
というものがありました。

コミセンの駐車場は有料というのが当然で、
それに対し全く疑問を持っていなかったのですが、
なるほど図書館利用促進のために無料化という案を考える方もいるのだな、
と思った次第です。

市からの回答は、
コミセンは複合施設なので、
図書館利用者だけに駐車場優遇はできない、
といった旨でした。
私見だとちょっと視点が違うのですが、
図書館を使うフリだけして(なんか認証だけもらう的な)
駐車場を少しでも浮かして別目的で停める人が出てきそうな気もするので、
難しいのかなと思います。
ただ、松山で一番蔵書の多い中央図書館、
市内全域からのアクセス面でいうと、
決して抜群にいいとは言えないと思うので、
そこはなんらか改善案があるといいなとは思います。
そういえば、数年前に、中央図書館が県立図書館と一緒に、
JR松山駅の車両基地跡地へ移転可能性、
みたいなニュースもありましたが、
その後どうなったのでしょうね。
あと、坂雲ミュージアムに、こども本の森ができるとか。
ただ、坂雲ミュージアムも車では行けないと思うんですよね…。
果たしてどういう利用状況になるのでしょうか。


話が変わりますが、
経産省が書店支援プロジェクトを立ち上げる、
というのがニュースになっていました。
これに対し、ネットでは沈みゆく産業分野にわざわざ税金を投じるのは無駄という意見があるらしいとも、ニュースで言われていました。
うーん、難しいところです。
個人的には終売になるらしい明治のチェルシーと一緒で、
街の書店が完全になくなると、寂しいな、
とは思いますが…
だからといってチェルシーを買うか、書店に足繁く通うか、
と言われると…
ほしい本は電子書籍でみたり、ネットで口コミみてポチることの方が圧倒的に多いですね。
ただ、子供用の絵本は、質感やサイズも直接確かめてから買いたいので、わざわざ店頭に出向いて買うことが多いです。
書店に求めることは、私的には立地が一番です。
広域的にみて、街の誰しもが行きやすい場所に、
あってくれればいいなと思います。
なので、今ある書店が、昔ながらの商売をただ保守的にやるために税金が使われる、というのでなく、
みんなにとって利便性も収益も上がるような、
新しい書店への支援に使われてほしいな、
と個人的には思っています。