詩「波紋」
天から
雨の雫が
ポトリと池に落ちて
静かに
波紋が
広がる
君は
この世に生まれ落ちて
ずっと
波紋の中心にいる
君の影響が
どこまでも広がって行く
様々な人の心に浸透して
揺さぶりをかける
君といると
僕の受信機は狂ってしまって
嬉しいのか
悲しいのか
寂しいのか
訳が分からなくなる
君が生まれただけで
様々な感情が
この胸を巡るよ
僕にとって
君は
いつまでも
恵みの雨となる
天から
最後の雨の雫が
ポトリと落ちて
君が
この世にいた証として
いつまでも
どこまでも
魂の波紋は
広がって行った
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