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『モンスターファーム』|プレステの思い出

ファミコン、スーファミと、カセットの抜き差しで育ったので、ゲーム最中にロムを入れ替える『モンスターファーム』の仕様には驚愕だった。え、何で、続けて遊べるの、大丈夫なの、って。これだけで、任天堂の終焉、ソニーの天下を感じたものだ。素直にすげーって。子供は単純。

反面、後悔というか、絶望したのは、「音楽に全く興味が無かった」ことだ。音楽 CD を殆ど持っていない。ゲーム音楽の CD をいくつか持っているだけで、でも、これらは「中学生にもなって、そんなの聴いてるなよ、ププー」とクラスで笑われて以来、触りたくもなかった。名曲ばかりなんだけど。

しょうがなく、それらでモンスターを召喚した。それしか持ってないし。

嗚呼、弱い。弱いモンスターしか出ない。ヒット作なら、安室奈美恵なら、B'z なら、WANDS なら、大黒摩季なら、強いモンスターが出たのだろうか。きっと、出たんだろう。流行りの歌手やバンドを今さら知ったところで、聴きたくもない CD を買う小遣いなんてない。ゲームでも陰キャは虐げられるのか、せめてゲームくらい、味方であってくれ。

あ、父親が仕事の関係で、パソコン雑誌を購読しているのを思い出した。付録は、CD ロムだ!

何年分だろうか。大量の CD 確保。

弱い。

弱い。

弱い。

弱い。

弱い。

ダブり。

ダブり。

ダブり。

ダブり。

ダブり。

結局、Windows 用の付録 CD ロムでは、大したモンスターは出なかった。パソコンみたいな、ロボット系を期待していたのだが。円盤、UFO とか。

まあ、このワクワクは、なんだろう、未だに忘れられない。一生、忘れないのかも。来月、『モンスターファーム』はニンテンドースイッチで再発売されるらしい。楽曲検索でモンスターを召喚するそうだ。

いやいや、少ない小遣いで、吟味して、吟味して、自分の好みで手元に集めた CD だからこその、ワクワクでしょーよ!(←父親の付録で遊んだ人)

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