デュアン症候群の人のための処世術
はい、どうも~!オレオレアイクリニック偽院長のおれです。今日はデュアン症候群というものを紹介していきたいと思います。
デュアン症候群とは?
デュアン症候群というのは、先天性の視神経の発達不全で、たとえば、左目が外側に回らないなどの症状が出たりします。似た症状のやつで外転神経麻痺などの病気もあるそうですが、デュアン症候群の場合、生まれた時からずっとです。外転神経麻痺は、何かのきっかけで、途中からそうなる、という点が違います。
デュアン症候群の場合は、よっぽど日常生活に支障がなければ、放置になります。一方で、外転神経麻痺の場合は、脳腫瘍とか、脳動脈瘤とか怖い病気が背景にあったりするらしいので、どっちなのか分からない場合は、経過観察になります。
ただ、外転神経麻痺の場合は、本人が自分で「おかしい!」って気付くようです。デュアン症候群の場合は他人から言われて、気になって、眼科の専門医に何回か行ってたら、やっと分かる、って、そういう感じです。
デュアン症候群って最初から分かれば、実はそんなに怖くないです。問題は、外転神経麻痺とか他の悪い病気なんじゃないかと不安で自暴自棄になって、人生ぐちゃぐちゃになるのが問題です。とは言え、すぐに確定診断が出るわけではないので、半年以上は不安な日々が続くかもしれません。
読むのが苦手
「デュアン症候群」って言われてから、「あ、そう言えば、こんなことあったなぁ。あれって、デュアン症候群のせいかも。。」と後付けで出てきた話ですが、文章を読んでいると、よく行を見失うことがありました。特に縦書きの文章ですね。要するに水平方向に像がかぶっているので、右側にある行と左側にある行が重なって見えてしまうんでしょう。それでよく見失ってたと思います。だから、全体の成績は良かったけど、国語は普通、みたいな感じでした。
英語とか横書きの文章なら、違う行とかぶることはないので、同じ行の中で戻ればいいだけなので、そんなにロスが無いんだと思われます。ですんで、縦書きの文章を頻繁に見ないといけない仕事は不利かもしれません。たとえば、出版社とか、新聞社とか、あと、法律関係の仕事も六法全書とか官報などが縦書きなので、そうですね。
横書きの文章でも、縦書きより、ロスが比較的少ないというだけで、行ったり来たりはしてると思うので、読むのが遅いと思われます。就職試験とかで、文章読解のテストをすると、読むのがやや遅いと言われます。他の成績が良くても、です。塾の先生にも「国語はどうして苦手なのかな」とか言われます。
読むならパソコンを使うといいかも
パソコンだと、テキスト選択して、色を反転したりできますよね。あとは、文字サイズを大きくしたりできます。そういうのがあるんで、読まないといけないなら、パソコンで読んだほうが読みやすいと思います。背景を黒に調整すれば、目もそんなに疲れません。
変なやつだと思われる
これは、デュアン症候群に限らず、斜視でもそうかもしれませんが、視線を合わせるのが苦手です。対人恐怖症とかそういうのとも限らないですが、像がダブってて、かっちり合わなくて、視線をカッチリ合わせることにエネルギーがかかってしまうんだと思います。だから、話すことに集中しようと思うと視線を合わせなくなるので、変なやつだと思われます。逆に視線を合わせてるときは、ほとんど話の内容は左から右へ流れていきます。だから、1対1で向かい合って話をして、それによって、信頼を勝ち得ていく、みたいな仕事は合わない気がします。
ちなみに、私の場合は
私の場合は、プログラマーをずっとやっています。快適にやれてると思います。縦書きの文章も、紙の資料も読む必要もないですし、コミュニケーションも社内チャットでほとんど済みますし、コロナのおかげで、テレワークも普及し始めたので、ますます、誰かと顔を合わせる必要もなくなりました。私の場合は、プログラマーの中でも、技術寄りでやっていて、マネジメントとかはやらなくていいですしね。ただ、理系科目にもっと力を入れていれば、もっと収入になる、いい会社で働けただろうな、とは思います。今の会社も安定はしてますけどね。
おわりに
いかがだったでしょうか?参考になったでしょうか?あらかじめ、こういうのが分かってれば、もし、お子さんが「デュアン症候群です!」とか言われた場合に、先を見据えて、準備できそうでいいですね。私の場合は、気付いたのが18歳で、大学に入った後だったので、進路変更とかは難しかったですね。以上です。
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