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眠気をムダにせず有効活用しよう

眠気っていうものは
覚まさなきゃいけないものだと思われている。
眠気が来たら、気をつけるように言われたりもする。

眠気はずいぶん悪者に思われているけれど、
うたたねが心地よいように、人間にとって大切な睡眠に向かう途中の
とっても人間的な現象だ。

せっかく来た眠気にお帰りいただくのは申し訳ないから、
何とか有効活用したいと思う。

眠気があると、あまりネガティブなことを考えられなくなる。
目の前の睡眠に向かっているから、謎の幸せ感がある。
つらいことや明日のこともひとまず考えなくていい。
こんな気持ちになれる眠気を、敵視していいものか。

この眠気が充満したタイミングで、
いつもやろうと思っていたけど、なかなかできない事務的なことを
一気に済ませてしまう。

左の引き出しから右の引き出しへ荷物を引き出したり、
ほこりをかぶった家具をきれいにしたり、
眠気があると、シャキッとしていた時に面倒に思っていたことが
難なくできてしまうという不思議さがある。

眠気があるうちに面倒なことをやっておけば、
次の日、いつの間にかきれいになっている家を見て、
自分で自分をほめたくなる。なぜ今まで眠気を殺して作業をしていたのか。
眠気は生かしてナンボである。

そして、この文章も眠気を生かしながら書いている。
だから悩むこともなく、スラすらと書けてしまう。
出来が良いかどうかは知らないけれど、
来た眠気をほっとけないのだ。許してくれ。


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