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エビの殻はコンディションを統一してほしい

「エビの頭やしっぽも揚げてありますので、そのまま
お召し上がりいただけます」と料理屋さんでたまに言われることがある。

そう言われる時はもちろん、特に何も言われずに
エビの天ぷらや揚げ物が出てきた時に緊張が走る。

エビの頭やしっぽの中には、
本当にさくっと口の中でほどけて崩れるような、
スナック感覚で味わえるものがある。
程よく塩味がついていたりすると、幸せな気持ちになる。

でも、そうじゃない時もある。
えびの頭を口に頬張った時に、「硬っ!」みたいなことがある。
しかも、尖った脚も一緒だったりすると、
無理ゲーなんじゃないかと思うくらい、
口の中でいつまでも殻が残っていて、つらい。

ほどけて崩れるようなスナック感覚の時もあれば、
無理ゲーなほど、硬くて口の中でいつまでも残っている時もある。

仕方ないことではあるけれど、コンディションが一定でないのが
エビの殻を好んで食べられない大きな理由だ。

コンディションなんか関係なく、バリボリ食べる人がいて、
うらやましい。
「なんで食べないの?」と言われることもあるけど、黙っている。

「ソフトシェルクラブ」みたいに、名前からして、
殻の部分が柔らかくて、油を通したら、さくっと丸ごと食べられるなら良い。「ソフトシェルクラブ」、名前が安心感あって良い。

エビに言ってもしょうがないんですけど、
殻のコンディションを整えてから、来てもらえますでしょうか。


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