見出し画像

【続いてる写経 877日め】〜最強の中学校英語スピーキングテスト対策

8月最終日。やり残しの一つに中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)の正式申込がありました。やらねば、と思いつつ顔写真がいるなど面倒だなと先延ばし。

そんな中で、近所のスーパーで出会ったママ友が、
「英語スピーキングテストって問題になってるよね?」と話に出してきました。ええ?そうなの?
と、メディア接触が低いワタシは全然知らず。。

早速改めて調べてみたところ、まあTwitterでは反対運動のスレがたってるし、教育系メディアでも5月ごろから問題になっている…。
これは詳細を確かめねばと、色々あたってみました。

まず、このテストが東京都との共同実施社が岡山の大手教育企業B社というのが問題らしいです。

この企業が関係することによる懸念点として、
・受験にあたり、同社のサイトに個人情報登録が必要(個人情報とられる)
・同社は個人情報漏洩の過去あり、被害者で躊躇する人多し

そうだった、あったよねえ、うちは”しま○ろう”嫌いだったから登録してなくてセーフだったけど。

さらに不公正な点も見受けられるそうで、
テストそのものが、B社の実施しているGTECにクリソツ
・GTEC対策している中学校が有利となるおそれあり

そんな民間テスト導入してる公立中学もあるとは、知らなかった…。

そして、問題の根幹はその採点方法。この試験が都立高校の受験の加点対象となるのに、
・採点先はフィリピン(B社の採点委託先、態勢は企業秘密
採点方法は試験結果をIRTという統計処理をした上で、点数化される
・ESAT-Jが到達度を測るアチーブメントテストであるはずなのに、具体的に「どこができて、どこができてなかったか」示されない

さらに、いちばんややこしいのは、
・不受験者の扱いは、英語学力検査の得点が同じである生徒が10人以上いる場合、それぞれのESAT-Jの結果(グレード)を点数化して平均値を出す。その平均値が当てはまるグレードを、不受験者のESAT-Jの結果とする

つまるところ、受験しなくても点数ついちゃうのです!
英語苦手な子は、ひょっとしたら受けない方が点数高いかもしれないのです!

うーん、こんな不公平な状況で行われるテストなら、もう受けなくても、いいんじゃね?といいたくなります。
ただし、このテストは配点が20点あり、都立高校志望者ならば絶対ほしいところ。首根っこ掴まれてる受験生は対策せざるを得ない…。辛い。

それにしても、テスト受験対策しか頭になかった自分の愚かさよ。
もっとその奥にあるテストの構造事態を問題にしていた人たちがいる。
なんて賢いのだろう…。
これはひょっとして、最高にして最強のテスト対策かも知れぬ
そもそもテストを無効にできれば、対策いらない。

いや、冗談ですよ、もちろん。
ただギリギリまで申込躊躇してまする…。

なお、記事は以下サイトなどから情報を得ました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?