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【続いてる写経 714日め】〜三たび、雨の高野山

単身降り立った高野山駅は雨。
3度目の高野山は、全て雨で始まっています。
でも、良いのです。高野山は雨が降るときは弘法大師様がお戻りの時なんだそうです。(476日めに書いてます)

というわけで、今回も空海さんから歓迎されてる‼️と喜びました。

今回は光明院さんの宿坊。
ウェルカムドリンクに薄茶が出されて感激です。
静かなお寺で、泊まっている方も少なかったので、住職(またしても、お若いイケメンだった)とお話もでき、堂内の撮影も自由。

文化財並の襖絵に囲まれお食事をいただきました。食器や茶器も素敵でした。お料理もお米も美味しかったので、お櫃のご飯もペロリとカラに。。
出されたものはいただく主義なんです。

それにしても、宿坊は意外と忙しいですね。
光明院の場合、

17時 瞑想体験
18時 夕食
19時 入浴

翌朝は、
7時  朝の勤行
7時半 朝食
8時  護摩業
9時半   チェックアウト

お風呂から出て写経後の時間は、雨の音を聴きながらゆっくりできました。

こちらの護摩業は住職お一人でやられてるので、銅鑼はなし。その分お勤めの護摩業のあとに住職とお話ししていたら、あっという間に9時。

慌ててチェックアウトした後は、奥の院から参拝開始。

今回の主目的、書き溜めた写経を奥の院に納経です。
たぶん150日分くらいですかね。

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雨は上がりましたが、やはり高野山、寒い‼️奥の院はなおのこと。

奥の院の最後の橋を渡ったところで再び小雨。よく来たね、のサインと受取りました。
納経台に持参の写経を載せ、空海さんの入定されてる前で読経したら、もう帰っても良いかなくらいの達成感…

せっかくなので、高野山内のお店をゆっくり眺めて、大師教会で受戒を授かり、菩薩様とのご縁を結んでいただきました。

そして懲りずにもう一枚写経し、こちらは永代供養で納めましたよん。

そして、今回は金剛峰寺で、千住博さんの襖絵をじっくりと眺めました。
ワタシは音が聞こえるかのような、滝のほうの絵が好みです。

この襖絵を100年後、はどんな想いで人々は眺めるのでしょうか。

狩野派ってやっぱり華やかだよね〜、みたいな、千住博のこの滝はVRとは違うよね、逆に臨場感あるよね〜とか❓
ちゃんと過去、現在が未来に引き継がれていますように…

16時過ぎに金剛峰寺出たら、なんとお店がどんどん閉まっている❗️
見たかった本屋さんがクローズ…油断した。。先に入っとくべきだった。

最後はお香のお店に滑り込みました。
このお香屋さん、家一軒分くらいの値段の香木が、ごろんと置いてある…

何気に高野山一高額商品を置いているかもしれません。
ここでお香をカードで購入しようとしたら、「ウチは現金だけなんです」。

え?ではあちらの高級香木も、キャッシュオンリー⁉️
これを買う人はどんな人なんだろうなぁ…

本数の少ないバスを待っていると、年金生活を謳歌してるおじさん達とお話始めました。

「高野山お好きなら、これ、いいですよ」
と、見せてくれたのは南海電鉄の株主優待。
なんばの駅近くで、700円くらいで買えるのだそう。

なんば〜高野山は2000円近くかかるのですよ、なんてこった‼️
次回は絶対これゲットだ‼️
おじさん、教えてくれてありがとう‼️

さて、明日に備えて下界に戻ります。

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