【続いてる写経 1568日め】『推しの子』第2期のエンディングがかっこ良かったのです
『推しの子』のアニメ、シーズン2が始まりました。
今期は劇中劇の2.5次元舞台『東京ブレイド』のエピソードから展開。
エピソード3までで、原作者のアビ子先生が、舞台脚本に難癖をつけ、自分で全部書き直すと言い出して周囲がてんやわんやしている状況。
原作者vs脚本家の対立構造は、昨年『セクシー田中さん』・芦原妃名子先生の件で大問題として発覚したので、再びホットな内容となってます。
(原作は年初の事件前に書かれているので、問題提議として業界では生かされなかったということですね…)
その点において『推しの子』アニメそのものは、今回の2.5次元ドラマの再現性も含め、オリジナルアイドル楽曲も丁寧に作り込まれていて、
映像化の大成功例として、安心してのめり込んで楽しめます。
ルビーやアクアの光すぎなキラキラお目目がたまらん。
で、シーズン2は新たなテーマ曲も登場。
オープニングはGEMNさんという、キタニタツヤさんと、中島健人さんのユニットで、当初は何者か秘密のユニットだったらしいです。
YOASOBIさんとは全然毛色違いますが、シーズン2の世界観が出ていました。
が、ワタシ的にはまたしてもエンディングの曲に耳が奪われました。
(シーズン1の女王蜂さんも良かった)
エンディングは、羊文学さん。
『推しの子』では、ストーリーの最後のほうがエンディングと被るのですが、タイトなドラムの音に、歪んだギターの音が被ってきた時点で、
カッコいい〜〜!!
と痺れました。
これは、90年代のグランジとか、それ系の音じゃん。
羊文学さんが、こんな音だとは全然知らず。
実はキミ、好きでしょ、この辺の音。って感じでした。
調べてみたら、ギター・ボーカルの塩塚モエカさんは、スマッシング・パンプキンズを愛聴していた模様。やっぱり。
なんとなくスマパンのこの静から動へ移る感じと似ている。
塩塚さん使用ギターはフェンダーのジャガー。
これはグランジの雄、ニルヴァーナのカート・コバーンの愛用ギターです。
どうやら、自分の青春時代に聴いていた音楽には引きずられちゃうのですね。
とは言っても、羊文学さんそのものが、他の曲もエモカッコいい。
時代はちゃんと変遷していて、平成を経た令和の時代にしか聴けない音楽。
時代の痛みまでも反映した、洗練された日本語の歌詞。透明感の中に芯の強さを感じるボーカル。
3ピースでここまでやれるんかい!!ってベースとドラムの安定感がありながらもグルーヴィさがたまりません。
これは、はまりそうです。
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