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【続いてる写経 1433日め】伊勢皇大神宮、清掃ご奉仕してきました

いよいよ伊勢皇大神宮、内宮様の古殿地の清掃ご奉仕へ。

今回のご奉仕は伊勢のある団体さんが主催で、集まった人数は約60名

ご奉仕の格好は、全身”白”着用が必須。靴も白です。
白を身にまとうのは、”心を真っ白にする”
という意味が込められているのだそうです。

いわゆる”全身ホワイトコーデ”なんですけど、集団で”ホワイトコーデ”はかなり目立ちます。

ちょいと不思議な集団
今日も澄んだ五十鈴川

一般の参拝者の方々からの好奇の目線が感じられました。

伊勢神宮の正式参拝というと、”礼服”。
こちらは”全身真っ黒(ブラック)”。

正式参拝目的のツアー客の皆様とすれ違うと、
「ああ、今日は自分は、あちらと対局の色を着てるんだ」と不思議な感覚。

”全身白”って、ちょっとゴースト感があるというか、この世のものでないものっぽいのです。

伊勢神宮の職員の方にご挨拶し、内宮様へまずご参拝。

この時点では青空でした


そのあと隣にある古殿地へ。
ちょっと緊張します。

清掃の内容は、域内の枯れ枝除去や、新しく生えてきた葉っぱを取り除く作業

敷き詰められた砂利に、杉の枯れ枝が落ちて、さらに埋まっています。
竹箒で表面を掃き、溝からかき出し、集めたものをバケツに入れ、集積場所に運びます。

一画だけ完璧にしたと思っても、広い敷地なので、
正直、いくらやってもキリがない…。これでいいのかしらん??

そんな時にベテランの参加者の方が、
アドバイスしてくださりました。

「一つ拾えば、一つだけきれいになる」
そう思ってやればいいんですよ。

これはイエローハットの鍵山秀三郎社長のお言葉だそう。
清掃活動奉仕を長年続けた方の”極意”だったのです。

そう思ったら、一つだけでも拾うことは全然無駄ではないのです。

慌てず、焦らず、清々しい気持ちになって、地道な作業を続けることができました。

最初は青空が見えていたのに、次第に雲が集まり、パラパラと雪が降ってくる瞬間も。

天照様にもお喜びいただけたのですかね?

これは清掃前ですが

それにしても、古殿地とは言え、かつての本殿の敷地。
御垣内参拝のとき同様の、研ぎ澄まされた空間でした。ありがたい。

1時間半ほどで作業は終了。

みんなでやった分だけ、かなり綺麗になりました

面白かったのは、かつてお賽銭があった場所に、小銭が埋まっていたとのこと。10円玉や5円玉がすっかり緑青がついて変色してました。

回収していても、どこかに落ちゃってるのねえ、、。

清掃活動のご奉仕を終え、着替えたメンバーをみたら、

あ、現世に戻ってる!!
黄泉の国から戻ってきた人を見たような感覚でした。

お昼は五十鈴茶屋で直会。
今度は松坂牛重で、お肉を堪能。

二種の味付けの松坂牛でした、ウマウマ😋


ここからほど近い猿田彦神社様へもう一度向かおうとしたところ、
再びあられが降ってきた!!!

ゴミじゃないよ
うきゃーと走りながら撮影

なんだか猿田彦様、過激な歓迎多いなあ…。
昨年の大祭の時は、大雨に雷様でしたからね〜。

せっかく辿り着いたものの、時間切れで昇殿参拝は諦めることに。

Mちゃんが最後まで気を遣ってくれて、駅まで送ってくれました。
本当にありがとう!!

途中、車窓から陽が落ちた後の富士山を激写。
帰りは"富士山運"、ありました。

新幹線の車窓から見えた富士山

色々と新幹線事故も含め、得難い体験をしたので、疲労感半端ない。

しかし家に帰ると、

玄関の散乱ぶりがひどい…。

自宅こそまず、清掃すべきじゃん!!

思い直してせっせと掃除したのでした。

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