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【続いてる写経 480日め(硬筆)】〜そのお金どこからきたの〜

雨に当たった夢をみてから、頭が呆けたのか、最初筆で書いていたものは二行同じ文字を書いてしまいました。。

こんなに書いていても、間違ってしまう。。276文字は重複する文字が多いので、気を抜くとどこ書いてるかわからなくなってしまうことがあります。
写経はやっぱり集中力を必要とする”修行”なのだと感じます。。

さてマンガ『阿・吽』を読み返しました。

史実と想像が入り混じっているので、実際のところはわかりませんが、やっぱり不思議なのは空海さんがどうやって唐に渡るお金を作ったのか、ですね。
『阿・吽』では叔父の阿刀大足と、藤原喜娘という人がスポンサーとなってます。

阿刀大足はわかるのですが、藤原喜娘については、Wikipediaなどによると藤原北家、遣唐大使を務めた藤原清河の中国人女性との間にもうけた娘、となってますが、あまり詳しいことはわかってないようです。

藤原清河は日本に帰ることが叶わなかったようですが、喜娘は奇跡的に日本にやってくることができたという記述が『続日本紀』に残っているそうです。

引用元はこちら喜娘~遣唐使の日中混血児

そのような人をわざわざここへ登場させたのはどういう理由があるのでしょうかね?
長安で空海さんが白居易と出会っているというのは、時代的な重なりがあるので、出したくなるから理解できるのですけど、、。

長安で帰国するときの金策は、『阿・吽』では、まさに白居易に頼っています。空海が丹生都比売の髪の毛を献上する代わりに、法具や経典を揃えてもらうのです。

丹生都比売の髪の毛、、これってあれのことかなあ、、。
と思い当たるものがありますが、実際どうだったんでしょうねえ。

「人たらし」と称される空海さんなので、いろんな人がお金を出してあげたり、支援したのだろうなあ、とは思いますが。
何にせよ、こういった話は史実として記録が残るものではなさそうですね。

お金の話は、デリケートですからね。

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