【続いてる写経 726日め】〜これも、読めない漢字
怒涛の3月最終週が終わった〜〜、と安心したらもう4月突入でした。
さすがに集中力が途切れてしまったのか、なぜか一行抜かして書いてしまいました。。
過去にも1回くらいあったかな。情けないけど書き直す時間も気力もなかったので、恥ずかしながら失敗作公開。
易経の六十四卦やら、『十二神将変』やらで、漢字というものの奥深さを改めて感じております。
そんな時に、夫に日本酒のラベルを見せられ、「これ読める?」と差し出されたのが下の写真。
「令和肆年」とあります。
これも文脈から「四」を指すことは明らかなのですが、
「肆」この漢字も読めない・・、はい早速手書き文字検索です。
「肆」
音読みは、シ/シツ/シチ/イ/カイ/テキ/チャク
訓読みは、つら(ねる)/ほしいまま/みせ
意味は、四の大字/ほしいままにする/みせ/つらねる/ならべる
とありました。
このラベルでは、明らかに「四の大字」として使われてますが、数字を別の音の漢字で表記することを「大字(だいじ)」って言うのですね。
これも知らなかった。。「おおあざ」は知ってますけどね。
改竄されないために、ご祝儀や不祝儀袋の中に、漢数字で金額入れるときに、「壱」「弐」「参」と書くアレのことでした。
「壱」「弐」「参」は知っていても、そうですよ、「肆」はこういったケースで、使わないではないですか。
四千円や四万円なんて、包んだことないですもんね。
なにせ「シ」ですから、、。
(不祝儀には使ってもいい気もせんでもないけど。。)
ちなみに五以降の数字は、「伍」「陸」「 漆、質」「捌」「玖 」「拾」。
もう数字を表すイメージから遠くなりますが、、。
音で数字を表す、考えたものですなあ。。
お札にもこれって使われてますけど、
「日本の法令で定められているのは壱、弐、参、拾のみ」だそうです。
(以上Wikipediaより)
要は「一」「二」「三」「十」は、漢字としてシンプルすぎて、改竄されやすいからなんでしょうね。
ちゃんとついぞお目にかかれない、二千円札も、ってなってました!!
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