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【続いてる写経 593日め】〜今さらながら、”赤ちゃん筆”完成

やり残していることを発見したら、すぐ手をつけよう、と思って身辺を片付けています。(全く手が回ってないことも多いけど。。)

そんな中、夏の終わりに着手していたものが完成品となって戻ってきました。いわゆる「赤ちゃん筆」と呼ばれるものを注文していたのです。

これは赤ちゃんの最初の散髪時の髪の毛を、筆にしてくれるもので、お腹の中にいたときから生えている髪の毛なので、「胎毛筆」と言われます。

わが子はすでに中学生なのですが、、なんとなく作成は後回しになって、大事に毛束だけしまってありました。
それを改めて発見したので、筆の名産地、広島県熊野市の某筆製作会社さんへ発注し、髪の毛を送っていました。

余談ながら、、
この注文時、「胎毛筆髪の毛在中」と書いた封筒を職場近くの郵便局へ出しに行ったら、
「まあ、これは赤ちゃんの髪の毛なんですか?筆にできるんですね、おいくつなんですか?」
都会のど真ん中にある郵便局のくせに、スーパー世間話が好きな局員さん。。
「じ、実はもう中学生で、、えー、しばらく忘れてまして」と事情を素直に話してしまう自分。(空いていたから、しばし会話)

ほんと、ここの局員さん、皆さんとても感じが良くて、親切で丁寧なんですよね。
だから、大抵長蛇の列ですよ。。(丁寧すぎて)

で、そんなこんなで発注した赤ちゃん筆。無事届いてわが子に「開けてごらん?」と言って渡しました。

包みを開けて、中を確認して放った一言は、

「なんか、きもい。。」

き、きもい??キミの髪の毛だよ〜。キミ自身のだよ〜。
もっと喜んでも、感激してもいいんじゃないの〜??
どれどれ、と見てみると、、

「うん、きもい。。」

よく撫でていた髪の毛が筆の形に整えられてそこにある。
知らなければわからないかもしれないけれど、明らかに人毛。
そして、明らかに見覚えのある、わが子の髪の毛!!

人毛、怖い。。やっぱりね、なにかがこもっている感じしました。
ちょっと伸びてきそうなんですよねえ、、。

お守りというよりは、厄除け??って感じです。
筆としての仕上がりはとても綺麗でしたけど、、作ってくれた方に申し訳ない感想です。。

これで文字は、果たして書けるのかなあ?

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