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【続いてる写経 1265日め】"民間療法"の落とし穴

最近凝っているものは、にがり

豆腐の凝固剤で、海水を煮詰めて、塩を取った後に残った液です。
漢字では"苦汁"と書く、まさに苦い液体です。

にがりには、塩化マグネシウムや塩化カリウムなどのミネラルが含まれているので、
健康補助剤として使えるとのこと。

さらに、にがりと天然塩で生理食塩水を作り、点眼薬として使うと、

飛蚊症に効果あり

というのです。

飛蚊症は、加齢を原因とするものは、治療方法が特にないと言われてます。

昨年から自覚症状がある、飛蚊症。
チラチラしてウザいのです。

なので、民間療法でも、飛蚊症に効くならば、試してみたいと思いました。

早速紹介された手順を確認すると、
精製水とにがり、天然塩で生理食塩水をつくるものでした。

これなら簡単にできそう。

が、作り方をいくつか検索していくうちに、
眼科医からのコメントを発しました。

点眼薬には特有の問題があり、

「清潔に調整するのが困難」
「点眼瓶は菌が入りやすい」
「濃度・pHが重要」

とのこと。

飲むのは平気でも、点眼薬となると問題があり、家庭で無菌状態を作ることは難しく、
雑菌が入る可能性が高いとか。

また、市販の点眼薬でも雑菌繁殖しやすいので、手作り品はなおのこと、危険とのこと。

また適切な塩分濃度の調整がなされてないと、角膜傷つけるおそれもあるとか。

結論として、
衛生面と安全性で問題ありなので、絶対やめましょう

でした。

がーん😣
言われてみたら、まさにその通り❗️

飛蚊症改善どころか、他の疾病リスクをはらむ手作り目薬作成はアウト。

改善したい、無くしたいという思いが先行して、冷静に安全性を考えることができてなかったです。

民間療法、あるある…。

今回の件、人って自分にとって都合の良い情報を優先してしまうよだなぁと、
よい勉強になりました。

そんな訳で、目薬で改善の夢は潰えましたが、
にがりを摂取するのは問題なしなので、
ご飯炊く時に入れてみたりしてます。

なんとなく粒が引き締まったようなご飯になって美味です。

また、水などに数滴たらして摂取してみてます。

これはお通じが良くなるそうです。

整腸作用というよりは下剤作用なので、入れ過ぎは注意。

健康に良いとか言って、一度に大量摂取すると、トイレから出られなくなったりするようです。

使い始めはまず1、2滴から試すのが無難だそうです。
お気をつけを。

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