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私だけの秘密の遊び

皆さんは子供の頃、1人だけで小さな遊びをしていたことはありませんか。

例えば

帰り道の歩道の縁石に乗って落ちないように家まで帰る とか

道に落ちてるどんぐりを投げて電柱に当てる とか

走りながらおならをして最高何回連続で出るか試す とか


私はそんなくだらない遊びを日々していました。今ではこういう遊びをすっかりしなくなってしまい(大の大人がやってたら変な目で見られると思うので当然なんですが…)、少し思い出して寂しく感じでいる次第です。


ただ私は今でも一つ、誰にも言えない秘密の遊びをしています。それは

エレベーターで変顔ごっこ

です!!!

この名前を聞いただけで
あ!それ私もやってる!
と挙手してくださる方がいらしたら大変光栄なのですが、恐らく大半の方は、こいつは何を言ってるんだという顔をされてそうなので、この遊びの説明をさせてください。


この遊びは名前の通り、エレベーターの中で変顔をする遊びです。


私が住んでいたマンションのエレベーターは扉が一部ガラス張りで窓みたいになっていました。そういうエレベーターはよく見ると思います。エレベーターが登っていくと、階と階の間はただの壁しか見えませんが、階を通過する瞬間はその階の廊下やそこで待っている人が見えますよね。もしその"階を通過する瞬間"に変顔をしたままで、その階に待っている人がいたら、変顔をその人に見られてしまいます。想像してみてください。エレベーターで待っていたら突然変顔をしたやつが通過していったら。めちゃくちゃ怖いですよね。一般の方にそんな恐怖心を与えないためにも、その"階を通過する瞬間"だけは変顔を解いて真顔にならないといけません。なので例えば1階から4階までエレベーターで登るとすると、

1階 真顔
   変顔
   ↓↓↓
2階 真顔
   変顔
         ↓↓↓
3階 真顔
   変顔
         ↓↓↓
4階 真顔

といった感じで変顔と真顔を繰り返さないといけません。この遊びでポイントなのはできる限り変顔の時間を長くすること。階を通過するギリギリ寸前まで変顔を貫き、一瞬で真顔に戻し、階に誰もいないと分かればすぐに変顔に戻します。


感覚的に説明すると、変顔の時は顔にかなり力を入れてグニュニュニュといった感じで、真顔は一気に顔の力をヒュイっと抜きます。

つまり
グニュニュニュ ヒュイッ グニュニュニュ ヒュィッ グニュニュニュ ヒュイッ といった感じです。

これが上達してくると

グニュニュニュニュ ヒュッ グニュニュニュニュ ヒュッ グニュニュニュニュ ヒュッ となり

達人の域に到達すれば


グニュニュニュニュヒュグニュニュニュニュヒュグニュニュニュヒュグニュニュニュ

とまさに水の流れの様に変顔と真顔を操れます。


ただあんまり頑張りすぎると

グニュニュニュニュニュ

チーン(エレベーター止まる)

えっ…(人が待ってた)

あっ…(私はすっと下を向く)

みたいな大失敗になることもあるので気を付けてください!



一体何を読んでいるだ と思った方が大多数だと思うのでこの辺でおしまいにしたいと思います!
こんなくだらない記事を読んでいただきありがとうございました!

何かみなさんがやってる秘密の遊びあったらぜひ教えてください!

あと他にも記事書いてるのでぜひ読んでみてください!


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