バイオハザードデッドリーサイレンスを遊んだよ

ニンテンドーDSで発売されたバイオハザード。
バイオハザードDSことBIOHAZARD deadly silenceをプレイしたよ。

このゲームはもう15年以上前に発売されたゲームなんだけど、ベースは初代バイオハザードで、オリジナルのPS版にかなり近いプレイ感(ほぼそのまま移植)のオリジナルモードと、DS版独自の要素が追加されたリバースモードから選んでプレイできたよ。
(厳密には初代の移植じゃないけど細かい話は割愛するよ)

バイオ1は昔から定期的に遊んでいるので、大体わかってる状態でのプレイだったから、今回は折角なのでリバースモードをプレイしたよ。

●良かった所

・グラフィックがPS版より綺麗。

・上画面に常にマップが表示されていて便利。

・ロードが早い!
ドアを開けるロード演出を、いつでもボタン入力でスキップできてとっても快適。
DS版を遊ぶ価値はここにあるといってもイイかも。
1作目の移植作品って、実はあんまりないので、もしかしたら最も快適にバイオ1を遊べるのがこのバイオDSかもしれないね。

・リロードのショートカット操作が追加。
いちいちステータス画面を開いて組み合わせなくても良いので便利。
敵を倒すたびにその場でリロードできるので、没入感もアップしたよ。


●気になる人は気になるかもしれない所

・クイックターンの追加
↓+Bボタンで素早く振り向くアクションが追加されてるんだけど、便利な一方で、難易度が低下しているので、良くも悪くも…って気がしたよ。
後継作品では普通に使える機能なので、ない方がいいとまでは言わないけど、元々存在しなかった作品に追加するのは賛否が分かれるかもね。
僕は便利に使わせてもらったけど。

・ナイフが常備アイテムに
元々のバイオ1では、ナイフはアイテムの1つという扱いで、装備して持ち歩かないと使えなかったんだけど、DS版ではアイテムではなくなり、Lボタンでいつでも繰り出せる固有攻撃という扱いになったよ。
アイテム欄が圧迫されなくなった分、便利なんだけど、物足りなく思う人はいるかもしれないね。
僕は使いまくったけどね。


●うーん…な所

・ムービーが圧縮されすぎていてかなり汚い。
オリジナル版も綺麗とは言い難い部分はあったけど、輪をかけて汚いね。
シーンによっては何が起きているのか判別が難しいレベルだったよ。

・DSの機能を使った追加ギミック
元々何もなかった所に、タッチペンの機能を使って解除する鍵のかかった宝箱が追加で配置されていたり、
元々のギミックがなくなって、代わりにタッチペンやマイクを使って解くギミックに差し替えられていたりするんだけど、
上手く認識してくれなくてストレスに感じることが結構多かったよ。
当時は新鮮だったかもしれないけど、今遊ぶと面倒なだけで、蛇足に感じてしまったな〜。

・リバースモードに追加された独自要素ナイフバトルが…うーん
リバースモードだと、扉を開けた時に突然ミニゲームが始まることがあって、必ずミニゲームが発生する場所と、ランダムで発生する場所があるみたいなんだけど、いつ発生するか予測ができないので、攻略の計画が立てにくかったんだよね。

ちょっと近くの部屋に寄り道しようと思って、回復アイテムを持たずに移動してる時とかにランダムでミニゲームが発生するので、よく言えば気が抜けなくて緊張感があったよ。

ミニゲームの内容は、カメラが主観視点になって、奥からこちらに向かって進んでくる敵をナイフ(タッチペン操作)で倒すというものなんだけど、銃火器を持ち歩いているのにナイフでしか攻撃できないのが腑に落ちなくて、納得感がなかったかな〜。
これだったら、似た雰囲気のものと比較した場合、バイオハザード外伝の戦闘の方が数段好みかな〜。
ただし、僕は外伝は案外よくできていると思っていて、僕の中で評価高め、という事は付け加えておくよ。
決して悪いものと比較して、あれよりはマシだよねっていう底辺争いの比較じゃないからね。

ナイフバトルのミニゲームは難易度が結構高くて、何も考えずにナイフで攻撃していると、攻撃が当たっているのに敵がのけぞらずに、攻撃を受けてしまう場合もあったりするんだ。
ナイフを横に振ると横に並んだゾンビをまとめて薙ぎ払えたり、のけぞらせにくいけど連打が効く突きがあったりするので、遊んでいくうちに、案外奥深さを感じたかな〜。

ただ、やっぱり奥行き感がわかりにくくて、ゆっくり近づいてくるゾンビはいいんだけど、遠くから一気に近づいてきて大ダメージを与えてくるハンターなんかは本当に強くて、本編では一度も死ななかったのに、ミニゲームで何度も死んでしまったよ。

なんというか、ミニゲーム自体はちゃんとしてるんだけど、バイオハザードの合間にやりたくはないって感じで、ちょっと蛇足に感じたかな〜。

あと、ミニゲームが終わると、アイテムがドロップする事があるんだけど、ゾンビを倒したらその場にハーブがポンって出現するのは思った以上にシュールで、想像以上に没入感が削がれる人もいるんじゃないかなって思ったよ。


●その他

バイオハザードDSにはワイヤレス通信機能を使って、協力プレイができるモードなんかもあるんだけど、友達は別売りなので遊べなかったんだなぁ〜。悲しいね〜。
いつか遊んでみたいな〜。


●終わりに

追加要素が全体的にうーん…という感じだったけど、追加要素なしのオリジナルモードも遊べるから、基本的にはオリジナルモードを遊べばいいんじゃないかな〜。

グラフィックが綺麗でロードも早くて、操作面でも便利になってるから、よほど原点に触れたいってコダワリがないなら、DS版はお勧めできるよ〜。
もしかしたらPSvitaでPSアーカイブスのバイオハザード1ディレクターズカットを遊んだ方が快適だったり、ディレクターズカット版にしかない要素もあったりするからお得かもしれないけど、そこはそれ。君の目で確かめてみろ!

てなわけでばいちゃ〜!




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