被害にあったら、本人が早く対処した方が絶対お得! 対処方法と心構え

降りかかった自分や家族などの大切な人の災難については、
立ち向かっていきませんと、元の平穏な生活に戻ることはできません。

自分・他人、個人・会社の様々な争い事・もめ事に関わってきましたが、
被害者側は100%被害を回復することできませんでした。
自分だけでなく家族や周りの人の、金銭的・精神的・時間的な被害をひっくるめてです。

しかしながら、
被害にあっている本人が腹をくくって、できるだけ早く解決に向けて動いた方が、
被る金銭的・精神的・時間的被害は小さくなることを間違いなく断言できます。

対処するにあたっては、公的機関や専門家を活用しましょう。
しかし望む結果は本人が設定し、対処した結果は本人が負う自覚が必要です。
その公的機関や専門家に依存してはいけません。
社会の問題解決は、学校の入試問題ではありませんので、
確実な問題解決方法はないのです。
例えば裁判の結果がどうなるかなど、類似の判例等から予想はついても、
判決が出るまで決して誰にも分らないのです。

よく、あの●●士はダメだ、という人がいる例を聞きますが、
ろくに自分で考えもせずに、対処をその●●士に丸投げしたため、
●●士が考える結果が真には本人が望む結果と違っており、
そして結果がうまくいかなかったことをその●●士のせいにしていることが多いです。

こういう順番で対処を進めましょう。
1.まずどういう解決結果を望むかを自分で考える。
2.そもそもその解決結果を出すことができるのか、
出せるとしたらどういう方法があるのか、
公的機関や専門家に無料の範囲で相談してみる。
一か所で結論が出なくても、
ヒントだけ得て、別のところに相談にいくこともできます。
3.いろいろ相談しているうちに、
どういう解決方法とその結果があるかわかってきたら、
望む方法を自分主導で着手していきます。
この時点でお願いする公的機関を絞ったり、
専門家に有料でお願いしたらいいでしょう。
望む結果が出なかった場合、どういう状態になることが想定でき、
それからどういうことができそうかも、
その公的機関と専門家と相談して想定しておきましょう。
あとは3の繰り返しです。
解決結果にはこんなことが考えられます。
①とにかく自分や自分の大切な人たちの生命・身体・財産・精神の損害を最小限にする。
②加えて加害者側から損害賠償を引き出す。
③加害者側に損害賠償以外のペナルティを与える。

どの解決結果を望んで行動されるかは、本人の自由ですが、
以下のことは念頭に置いておいてください。
・とにかく合法的に行動すること。
 警察権力か、民事裁判の利用ぐらいでしょうか。
 違法な行動ですと自分の将来を汚しますし、周りの大切な人も不幸にします。
 また新たな問題を抱えることになるかもしれません。
・民事裁判における損害賠償は、裁判に勝っても加害者に資力がないことが多い。
 問題を起こしてくる人間に、支払う余裕などない場合も多いだろうし、
 それが成人であれば、その親兄弟に支払う義務はありません。
 むしろ裁判費用分持ち出しになるでしょう。
 とにかく公権力に相手の非を認めてもらうという、
 自分の気持ちを晴らす手段にはなりますが。

これまでのところを念頭においておけば、
大体応用できます。
いざ被害が降りかかったとき、これを思い出してもらって、
冷静に前向きに対処していただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?