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山のぼりじゃなくて、川くだりの人生。

こんにちわ。カレー顔あさこです。

今日は、ここのところ振り返ったことでお話して、「わたしもそうだと思った」とか「その言葉おもしろい」といわれた、「川くだりの人生」について書いてみます。

1.山のぼりにあこがれる。

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結果にコミット。
目標、目的をはっきり。
目標まで「これだけ短期間、省努力でいけた」
効率化。

こんな言葉、世間にあふれています。

高い目標をもち、それに向かって一歩一歩すすむ。そんな山登りの人生

目標に向かって最短ルートで、ばしばしいく。
そういう人生の歩み方、出来る人がうらやましいなぁ、どうやったらできるんだろ?と思っていたし、そう「できない自分」はダメやなぁ、とたまに思い出して落ち込む。

それが、ここ数年。

人生を振り返っていく中で、「山のぼりの人生」ではなくて、「川くだりの人生」しか無理やし、それはそれでいいやんか、と思い出したんです。

2.わたしのこれまで

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1社め:わたしは、就職氷河期に大学卒業→就職ということもあり「なんとか就職決まった!」という形で就職しました。

なので、「え、行きたい業界?入りたい会社?それなに?」「とにかく就職決まってよかったー><」という、就職でした。

そうやって仕事をしていた3年目ごろ。勤務地が遠くなって、「ちょっとしんどいなー」と思っていたころ、同い年の友人が「最近転職決まってん」と教えてくれました。

「そっか、転職って道があるんか!」とそこで思い、「一回転職の相談いってみよ」と、気軽に転職エージェントに面談にいきました。

そこからトントン拍子に決まったのが2社め。

2社め:先輩や上司、いろいろ教えてもらえて、「あー、普通の会社ってこういう感じなのかも」と楽しく過ごしていました。が、ある日「関西で仕事がなくなってきたので、東京転勤してみない?」とオファーをもらって、初めてのひとり暮らし+東京暮らしがはじまりました。

3社め:出向でいってた会社から転籍し、コンテンツ製作の会社で3年くらい働いてました。刺激的なお客さまと、安心できる上司や後輩。すっごく楽しい現場だったけど、コンテンツ製作だけあって、ずーっと忙しいのと、ちょびっと疲れちゃうことがあって、やめて関西に帰ることにしたのが29歳のとき。

3.ジョブレス空白の1年:年度末の3月に帰ってくることにして、荷物は自宅近くの祖母の家に置いてもらうことにして。そのあと、すぐに妹が駐在妻をしていた外国に3か月滞在遊びにいきました。多分、もうなんか現実逃避したかったんだとおもう。

この年は年の1/3 くらい日本にいなくて、いろんな価値観、文化、環境に触れることで、自分にいっぱいいっぱいいろんなことをINPUTしていました。

日本に帰ってきて、ちょっとたった12月頭。

「そろそろ就職せんなあかんなー」と思って、また転職エージェントの門をたたきました。

エージェントさんといろいろ話した面談の最後。

「そういえば!あさこさん、今日神戸の会社の求人出てたんですけど、どうします?」という最後の声かけに、

「あ!神戸だったら、とりあえず出しといてください!」って言ったのがきっかけで今の会社に入社しました。

4.そのあとも、結婚、出産、すべて「へー、そんなこと私に起きる?」という感じの人生のイベントがあり、そこから16年。
今の私の生活があります。

3.川くだりの人生

なんか、川くだりの人生も、途中で選んでいることは選んでるんです。

分岐しているところで、どっちにいこうかなあ、って。

でも、基本は川の流れのままに。自分の意思はあんまり関係ない。

気づいたら「東京」にいたり、「ドイツでルームシェアしたり」。

「私塾に入って急にパワポつくりだしたり」、「オンラインサロンで神にあったり」w

分岐を選択することを楽しみつつ、高みを目指すのではなく、FLATに自然に。

たまには、こんな「うぇぇぇぇぇえ、どうする?突っ込む?」って思う場所に遭遇したり。

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自分ひとりではこれなかった、きれいな景色を楽しんだり。

思ってもない人に出会ったり、再会したり。

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まぁ、これからもいろいろあるんでしょう。

でも、川くだりの人生、結構おもろいやん。

これがええんやわ、そしてこれしかできんのやわ。

そんな気持ちになってきました。

自分のペースで。船をこぎ続けていこうと思っています。

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で、最後は海にでるのかなぁ、って。海に出たら、海はまたいろんなところにつながってるもんね。

それはそれでその後も楽しみです。

本日はこのへんで。




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