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身近なリゾート 淡路島

淡路島。

この名前をきいて、みなさんは何をイメージするだろうか。

関西の人ならば、やはり「明石海峡大橋」とか「玉ねぎの産地」などだろうか。「上沼恵美子の出身地」でもある。

関西圏以外の人はどういう印象をもつんだろう?全国区で淡路島がどれくらい知名度があるのかがわたしにはぜんぜんわからない。ぜひ、教えてほしい。

まぁ、でも日本の中でもだいぶ、大きな島の一つ。名前がわからないという人はかなり、希少かもしれない。

今日は、毎日のように淡路島を海ごしに眺めているわたしなりの、淡路の魅力について語ろうと思う。

わたしは生まれも育ちも、明石市。そう、「明石海峡大橋」の明石。ただ、関西の人は知ってるが、大橋は神戸市にかかっている。橋がかかっている海峡が「明石海峡」だから、嘘ではない。ちょっと明石人としては複雑だけど。

「おとうさん!こんなところにも淡路島が見えるよ!」

「あさこは山をみたらなんでも淡路島っていうなぁ」

3~4歳のわたしは、そんな感じで、山をみると得意げに淡路島といっていたらしい。六甲山も淡路島。新幹線から見える山も淡路島!

わが家の両親は東京出身なので、自然が豊かな淡路島にすぐに行けることがうれしかったらしく、小さい時にはよく家族で淡路島まで出かけた。小さいころは 明石~淡路のたこフェリーもあった。「明石たこ」の絵が船体に書いてあって、20分くらいの短い船の旅を楽しんでいたものだった。そんな淡路島だが、家族で頻繁にでかけることがなくなり、少しづつ行く頻度が減っていっていた。明石海峡大橋ができ、「島から、島に、移動する人」「もフェリーより車のほうが便利になり、とうとうたこフェリーもなくなってしまた。

「淡路島?ああ、あそこは近すぎるし、今更、新しいもの、ないやん。いくとしても、家族でいくもんでしょ」

そんなイメージが自分の中に埋め込まれていた。

それが、なんだかおかしいのである。

7~8年前、まだちゃんとしゃべれない子どもを連れて、近場で温泉にでも、と淡路島に久しぶりにでかけた。どちらかというと、淡路を選んだというより、条件を考えると、「淡路島でいっか。」という軽い感じででかけたのだ。

「あれ?なんだか素敵なおしゃれなお店や、行きたいようなお店。増えてる・・・?」

その時は小さく「あれ?」と思っただけだった。

もちろん、野菜や果物は昔から直売所もあるし、海鮮のおいしいお店なんかも昔からあるのだが、「ここは、行ってみたい!」と気になる店が増えている!

最初に「ここはおもしろいな」と思ったのは のじまスコーラ。名前では何のことかわからないと思うが、ここは「もともと廃校になった小学校」で、おいしくてのんびりできて素敵なカフェや、パン屋さんなどがある。

それから、もう10年弱。1年に何度も淡路島にいくようになった。そこで気づいたことがたくさんある。

・え、こんなところにこんなお店が!?がたくさんある
幹線道路沿いももちろんいろいろあるけど、ちょっと入ったところとか、地元の人に聞いた素敵ポイントが本当に素敵。

・淡路産の食材で押しているカフェやごはんやさんがたくさんある。観光スポットの近くに、チェーンではない「淡路にしかなさそう」なお店がちゃんとある。

・海と山が近い!どっちも楽しめる。オーシャンビューなレストランはもちろん、ドライブでも素敵な道もたくさんあって、ドライブだけでも海も山も楽しめる。

・こじんまりしているお店が多いので、お店の人と話せたりして「ローカル感」を感じられる

・車がないといけないと思っていたが、いろいろなルートがあり公共機関でも割といろんなところにいける。
 ・電車+バス(三宮駅からバス出てる。舞子駅まで電車+バスも可能)
 ・電車+船+バス(明石駅から徒歩でジェノバラインへ、その後淡路島移動はバス)
 ・電車+船+レンタル自転車(明石駅から徒歩でジェノバラインへ、船着き場でレンタル自転車を借りるとかも)
関西以外の人も、神戸空港経由なら以外と近い。

・子供がいてもいいてもいなくても、楽しめる素敵なスポットがたくさんある!

・古い温泉宿や懐かしい感じの場所も、おっしゃれーな場所もどっちもある。

さて、そんな私の一番の今の淡路のおすすめはノマド村。こちらも元小学校の校舎を使っていて、シェアオフィスやアトリエ、土日はカフェ営業してる。入ってみると、なんだかとっても居心地がよくて、のんびりした時間を楽しめる。

また、カフェの店主がめっちゃくちゃ素敵で、少しお話すると元気になること間違いなし。

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雨のノマド村。アンニュイな感じが素敵。

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ずっと食べたかった桃のミニパフェ。
グラノーラは店長が作った麦から作ってるっていってたよ!
もちろん桃も淡路島産。

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子どもが「母ちゃん、これお米で書いてある!」って感動していたの。素敵な文。

今はコロナ対応ということもあって、ランチは予約制。しかもただの予約じ

ゃなくて、「あなたのためのお昼ご飯を作ります」って素敵な試みをやってる。予約すると、希望をメールや電話で聞いてもらえるんやって!

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夏はもう満席になっているところが多かったけど、とっても素敵な場所と人たちなので、予約しなくてもいける13時~でも、ぜひぜひいろんな人にいってみてほしいなぁ。

ここに限らず、おもしろいところが点在しているのが淡路島のいいところ。
あなたのお気に入り、見つけたら、ぜひ教えてほしい。

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ここは去年いった南あわじのホテル。
冬だったけど、めっちゃ南国感を感じれた。

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淡路ビールもあるんです。


本日はこのへんで。


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