クオリティ、ロケーション、混雑具合、押し付けがましいフレンドリーな接客……、すべてを高次に兼ね備えた都内ビリヤニ店の最高峰──稲荷町 ハリマ ケバブ ビリヤニ

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ハリマ ケバブ ビリヤニ
東京都台東区東上野3-36-7 1F
https://www.hotpepper.jp/strJ001146033/

「タンドリーチキンいくつ?」

 東京ビリヤニ界の一大勢力「◯◯&ビリヤニ」系の一つ。人気店ではあるものの平日、土日ともにそんなに時間を選ばずとも待たずに入れる。

 フランクな接客が特徴で、座るなり「タンドリーチキンいくつ?」とオーダー前提で個数から入る一方で、「ラッシー?」「ラッシーじゃない?」「チャイ? ない」とランチ時のホットチャイには難色を示されることもしばしば。

ビリヤニが非常に美味しい。とにかく美味しい

 ただし、ただし、ビリヤニが非常に美味しい。とにかく美味しい。数層に別れれた美しいグラデーションのバスマティライス、チキンでもマトンでも骨付きで大ぶり。旨味が染みわたる。輪切り1/4のオレンジと串切りの玉ねぎは見た目にも味覚的にもアクセントでフレッシュな存在感。もちろんビリヤニなので量も十分。ライタはもちろんデフォルトで付いてくるが、グレービーは気分と時の運。

 全体として非常にレベルが高い一方で、ランチからしっかりとしたビリヤニが食べられアクセスも容易で馬鹿混みしていないという、食べたいときに行ける店。個人的には東京のビリヤニの基準点となっている店。

整えてからのビリヤニか、スパイス込みで整えるか

 なお、浅草通りを渡ってちょっと行くと寿湯があり、ともに営業時間が長いため、昼でも夜でも銭湯→カレーもカレー→銭湯も可能なパラダイス、稲荷町。(最終:2020年2月15日)



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