#03 てをつないで

かなり久々の更新。ほぼ備忘録、じぶんごと。

二月から三月はさまざまな心境の変化があった。それは、ボクにとってかなり貴重な経験で、たくさんのものごとを咀嚼して、嚥下して、自分の感覚にすり合わせて、十年以上付き合ってきた精神病にも大幅に変化がおきた。

そもそもボクは躁鬱とADHD、それからパニック障害を持っているのだが、それぞれのここ数ヶ月の変化について書こうと思う。
躁鬱は、いままでそれほどコントロールができていなかったが、この二月から三月までの間に、他界隈で出会った一人の女の子(以降Aと呼ぶ)と友達になってから、なんの奇跡か、自己制御がどんどん出来るようになり、今まで家に篭りっぱなしで外に出ることを考えただけで軽度のパニックが起きていたり、怖くなったりしていたのに、Aと話していると誰よりも落ち着くし、Aはやりたかったことを現実にかなえてみせた人間でもあるから、夢を捨てざるを得なかったボクからしたら本当に格好良くて羨ましくて、憧れた。

躁状態(気分が高まりすぎてなんでもできそうに思ってしまったり、行動してしまう)になると、次に来るのは鬱の波(とにかく生きる希望がわかないし生活もままならなくなる)。けれど、出会ってまだ二ヶ月も経っていないのに、Aの考えや言動がボクをやる気に満ち溢れさせてくれた。

おかげで自分がいつ躁状態になって、そこからどん底の鬱に呑まれるかが少しずつ自己把握が出来るようになってきたのだ。ほんとうに人間というものは不思議だなとよくよく思うようになった。だから、先を見越して「今後こういう動きになるだろう」だとか「人と直接あって会話をしたり、外に出る予定を考えよう」だとか、いままでできなかった家事(主にゴミをまとめたり台所に立ったり)が出来るようになって、部屋をきれいにしたり整理整頓ができてすっきりしたり、料理が楽しいという感情が戻ってきてくれたり。

ADHDは常に短期間、長期間の目標や、毎日すべきこと、今後やりたいことをスマートフォンのロック画面に設定して、なにかあればすぐにアプリのメモ帳をつかって忘れないように気をつけるようになった。とはいえ、過集中も忘れ物や無くし物をうっかりしてしまうことはよくあることなので、そこも入念にチェックしてなにか忘れてしまわないように心がけている。

パニックに関してはボクの場合喜怒哀楽関係なく、すべての感情が一気に心の中を埋め尽くすと起こってしまうのだが、外に出ることも、例えばどこかしらのお店に入ったときに接客してくれる店員さんに声をかけられても楽しくやり取りができたり、「怖い」の対象だった外も日光を浴びながら一時間程度のウォーキングが出来るようになったし、人の目も気にならなくなったり、とにかく今は「外出」が苦ではなくなった。

ただ、ここで一つだけ不安なのが、三日坊主で怠け者のボクが今後もこの調子で生活していけるのか、ということ。笑
シングルタスクな上に過集中で、熱しやすく冷めやすいから飽きたらまたやりたくなるまで何もしない。全く以て長期間この健康的な生活を続けられる自信はないが、出来るところまで行って草臥れたら少し休んでまた進めばいいか、と今は考えている。

それから今後の実生活のはなし。
予定は未定だが、少し働くことも復帰していこうかと考えている。なんなら店も決めてある。そこでちまちまこつこつ自分なりに積み重ねていって、完全に元気になった頃に働きたいと考えている労働先もある。

それから、ボクには捨てた夢の他にもう一つ叶えたいことがある。

ボクは昔から聞き手役が多いことで、少しでもボクに悩みを打ち明けて快方に向かうなら、これが身内だけでなくたくさんの人の手助けができたなら、と考えて、カウンセラーやメンタルトレーナーになりたいと二年ほど前からずっと考えていた。そのためには健康的な生活と、日々同じように過ごせるリズムを作ることと、絶対条件として自分の心やモチベーションを折らない、折られないこと。

もちろん配信活動やyoutubeでの音楽活動、こういっnoteの更新も忘れずにひとつずつそっと大事に続けていきたいから、何事に於いても「くじけない」「折れない」「諦めない」ように自分自身との対話をして、精神を消耗したら回復するまで好きなことをする。この流れで、ボクは自分をどんどん昇華させていきたい。

目標は一番大きな目標から逆算していくべきだと思う。
なので、第一目標は「カウンセラーの資格取得、活動していくこと」。
そのための第二目標は「しっかり労働して自分自身と向き合っていく」。
そのための第三目標は「心身のキャパシティをもっと拡大させること」。
第四目標は「生活を諦めないこと、蔑ろにしないこと」……だろうか。

兎にも角にも、そんな感じでこれからはもっと人間らしく生きていけそうだ。これをいったい何人の人が読んでくれるかはわからないが、いままで心配ばかりかけてしまった分、ボク、もっと頑張るよ。

さて、2000文字も書いてしまっているようなので、今回はここまで。
また近いうちによい知らせができるようにしておくので、お楽しみに……?

では、またはやて。

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