直感と好み
なぜその本を見つけたかはわからないが、多分、想像するにamazonで「お金の隙あらば買おうかな」とウィッシュリストに入れていた動物系の本の、そのさらにこの本を買った人はこんな本も買っています。というコーナーに表示されていたような気がする。
それがこちら「どうぶつおやこ図鑑」
オシャレな絵に釣られて、長々とウィッシュリストにとどまっている本たちを差し置いて注文した。
届いてみると思ったより厚みがある。
もっと絵本らしい、薄手で大判でテカテカなものだと思っていただけに、コロンとした印象で、オシャレな質感のカバーに「いい買い物したな。」と思った。
が、正直そんなことより気になることがあった。
私、似た本持ってなかった???
思い当たる本は、数年前イギリスの書店で買い込んだ本のうちの一冊で、地の色こそ違うものの、似たような装丁、似たような系統の動物の絵。
内容はしっかり読んでないので細かいところはわかっていないが、イギリスで買った本もいろいろな動物を紹介しているようなものだったと思う。
海外の本を日本で出す際、いじくって良い素材で表紙を作っていたら本国と違うデザインの表紙になることもあるだろう。
もしや同じ本の翻訳版?そんな面白いことある?と思い、本棚から先に買っていた本を取り出し、中をパラパラ見てみると内容がちょっと違う。でも絵はそっくり。
そう、同じ作者の別の本なのであった。
特に狙って探したわけでもないのに同じ作者の本を買えるなんて、なんてわかりやすい絵の好みなんだろう。
そして好みの装丁の本を見極める勘もなかなかだと自分でも感心したのだった。
ちなみに改めてamazonで作者の本を探したところ、私がイギリスで購入したもの、今回買った本のほかにもう1冊あるようだが、今のところ日本のamazonで買える3種目はなぜかポーランド語オンリーである。
全部日本語版になるのを心からお待ちしております。
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