バレエに行きたくない、と言ったら?

10歳の娘

小学校から帰宅して、「疲れた〜」と倒れ込み、いかに疲れているかを懇々と説明し続ける。

「そんなに疲れたのなら、バレエ休む?」と声をかけると、さらに不機嫌になる。

そんな不機嫌が視界に入ってこようものなら、こっちは安くないバレエの月謝を払っているのに、「わざわざ、無理してまで行かなくたっていい!」と、吐き捨てるように怒鳴ってしまう。

すると娘は「私がバレエ行きたくないって言った?  勝手に決めつけないで!」と不機嫌に怒りがプラス。

「もういい」と吐き捨てて、自分の部屋へ行き、全力でドアを閉めて、わざと大きな音を立てる女子。

確かに「疲れた」愚痴はこちらが病気になりそうなくらい聞いたけど、「バレエ行きたくない」とは言ってない・・・ 完全に私の思い込み。😱

一応、静かに優しい声をだして「ねぇねぇ、全然『もういい』なんて思っていないから、そういう風にドアをしてめるのよね? あなたはドアを壊しても直せないから、ドアに当たるのはやめなさい」

説得力の全然ない内容だけど、とりあえず私が落ち着いた声を出したので、娘も反論はせず、話し合い再開の糸口が見えた。

娘は「別にママに解決して欲しいわけじゃなくて、疲れたから『疲れた〜』って叫びたいだけなの。ママは聞いてくれればいいの」と。

「えぇ〜〜〜。あんなに言っていたら、どうにかして欲しいのかと思っちゃうじゃん! 愚痴なら聞くから、最初に『これから愚痴言います』って次から教えてね」と私。

それからは、娘は学校から帰ってくると「今から愚痴いう」とか「とりあえず聞いてて」と言ってくれるから、しっかり耳を傾けるようになれた私😄

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