自然治癒力と下痢の関係を知ると薬で改善を目指すのは?
腸の代表的な症状の一つに下痢があります。下痢しやすいと胃腸が弱いと考える人がいます。
本当にそうなのでしょうか?もともと胃腸が弱いと考えている人の中で胃腸を鍛えている人がどのぐらいいるのでしょうか?
恐ろしいことに、胃腸が弱いと信じている人は甘んじて受け入れ、しょっちゅう病院へ足を運んでいる人が多いような気がします。
その現状を受け入れるのもいいですが、違和感を感じている場合には、こちらの記事を読み込んでください。
自然デトックスとは?
世の中デトックスやファスティングという方法が流行っています。けれど、キュアハウスでは自然デトックスという考えがあります。
身体が必要としているときは【宿便】として溜めていき、その宿便が不要になれば【自然デトックス】になると考えています。
けれど、多くは、どのような宿便でも不要と考え、すぐにでもデトックスしなければならないと考える人が多くなっています。
その結果、このような自然治癒力が働かなくなっている人が増えています。
悪い下痢と良い下痢の違いについて
下痢には二つのケースがあります。一つはどんどん体力を奪う下痢。もう一つはスッキリさわやかになっていく良い下痢です。
ちなみに、浣腸などの薬剤で出している下痢、もしくは、デトックスやファ
スティングのような強制排便はすべて悪い下痢という判断になります。
あくまでも、自然な形で出されているものではなく、強制的に出されているものはすべて悪い下痢であり、腸の機能はどんどん落ちて行くことになります。
胃腸と自律神経を理解することでより下痢の意味が理解できる
胃腸と自律神経の関係は西洋医学と解釈が違うかもしれません。キュアハウスに来院された医療関係者はすべて同じ解釈で覚えているので、学校ではそういう覚え方になっているのでしょう。
しかし、臨床においても処方においてもキュアハウスの理論で行うとこれまでよりも圧倒的に治癒率が上がるという話から間違っていないと考えています。
この考えをもとに下痢の意味を見ていくとより深いレベルで理解することができるのではないでしょうか?
油の力でデトックス
中華料理だけでなく油を使った料理はたくさんあります。それでいて油を使った料理を食べると下痢をしてしまう人がいます。
油と下痢の関係を認識できていない人も含めるとかなり多いのではないでしょうか?
胃炎と胃潰瘍が理解できると自然デトックスの際に強い痛みが出ることもわかると思います。
汗吐下について
汗吐下は中医学特有の概念です。汗は発汗、吐は嘔吐、下は下痢。急に起こったこれらの現象は薬で止めてはならないものがたくさんあります。
しかし、医療的には薬で止めたくなるような現象もあります。薬で止めれば本人も楽になるし安心感も出ます。
その代わりに自然治癒力は力を失っていきます。
まとめ
誰もが嫌がる下痢。家族が下痢をすると心配してしまう。これが一般的な反応だと思います。
中にはもともと胃腸が弱いと下痢しやすいと考えられている常識を真に受けている人もいます。
医師からそう言われたからと信じてしまう人がいるのです。だからといって、どのような意味合いの下痢なのかを判断せずに薬でコントロールすることで、自然治癒力は失われていきます。
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