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これしか道が無い『日記:2024.5.27』

夜の七時辺りからぶっ通しで小説を書き続けた。

一度思い付くと何としてでも書き終えたいし、書き終えな系今思っている展開が良い物だと思えなくなってくる。

何かをすっ飛ばしてでも結末まで辿り着きたい。

一万字を過ぎた頃、短編の小説を書き終えた。

これは今月末に締め切りがあるコンクールに応募するものだ。

この前、面接に行こうとした会社に採用が無くなったと断られた。

まだ面接もしていないし、履歴書は通ったけれど、私はこういった「そこに行く運命では無かった」という事実を突き付けられただけでやる気を削がれてしまう。

非常に弱い人間、と見せかけて怠惰な人間なのだと思う。

絶望と幸福のジェットコースターにいつも乗っている。

割と降りる気がない。

なんだかんだ楽しいと思っているのかもしれない。

そんなこんなで、私には普通の道が設けられていない気がしてならない。

私も恋人が出来て結婚して出産して親に孫を見せることや自分の子供や孫に囲まれて死んでいく生活が幸せだと思ってみたかったし、その普通を目指して生きる人生もやってみたかった。

でもなんか、そもそも親がそんなタイプではないかもしれない。

私の親は突飛な人達なのに、それでいて計画的なので今は普通に暮らしている。

私は突飛に育てられたのに、計画性だけは似なかったので、無計画な突飛人間になってしまった。

私には何かを表現し、それを誰かに評価してもらうことを生業とした道にしかいけないのかもしれない。

自ら選んで閉鎖的な場所にいる分、そんな考え方しか出来ない。

もっと真摯に、作品に、ものづくりに向き合おう。

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