仕事をしたい『日記:2024.5.31』
昨日電話を貰って、仕事を探すことにした。
仕事は探しているのだけれど、探している人よりは探していないし、探していない人よりかは探している状態である。
気が乗らないと言い訳ばかりな私にいつも連絡をくれる優しい人が、この世には一人いるのだ。
そして今日は仕事の詳細と紹介状を貰いに行った。
電話をしてくれた人とは別であった。
完全に私が悪いけれど、何も考えずに紹介状を貰いに行った。
志望理由は何かと、面接のように聞かれた。
今面接?紹介された職業の紹介状貰いに来ただけだったのに、という気持ちでいっぱいになった。
そして笑われた。
私は帰りのバスを待っている間、何も考えられなかった。
仕事をしたいわけじゃなくて、仕事をしないと生きていけない人が来る場所じゃなかったのか。
私は仕事をしたい、ここに絶対に入りたいという人しか来ちゃいけないのか。
じゃあ私じゃない方が良いじゃん。
私じゃない、仕事をしたい人がやれば良いじゃん。
久しぶりに外に出てニートが出来ることは、家族以外の人と話して紹介状を貰って、嘲笑いを我慢することだけだった。
家に篭っているよりも、なんだこの時間と思ったのは初めてであった。
5月の終わり、私は五月病みたいな顔して、家へ帰るバスに乗った。
なんだか今日は、いつもより眠い。
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