(悲報) コロナ死者数でイギリスがヨーロッパ1に躍り出る
2、3週間前に科学者が
「イギリスがEU内で死者数トップになる可能性がある」
としれっと言っていたので、きっとそうなるという事なんだろうなあとは思っていたが、予想より早かった。
ヨーロッパで最も被害が大きいと思われていたイタリアは段階的にロックダウン解除が始まったが、イギリスはまだその兆しは見えない。
それでも前年度に税金を払っていた労働者には収入の8割、小規模ビジネスの経営者にも規模に応じて130万円または300万円の支援金が支払われるので、国民は大人しくお篭り生活を続けている。ロックダウンが始まってからかなり早い段階で発表されたこの救済措置のおかげで暴動もデモも起こらず平和な毎日が続くUKである。
しかしこの救済措置で短期的(今のところ労働者の収入は6月末までは補償される)には皆ハッピーだが、その後はどうなるのか。今日もバージン航空が3000人の解雇を発表したし、大手小売業も壊滅的な被害を受けている。
支援措置も永遠に続くわけがないし、イギリス政府が後先考えず(の様な気がする)大判振る舞いした結果、超インフレに見舞われたり、政府に手のひら返されて大増税になったりしそうな気もしてちょっと怖い。何しろボリスだからな…
さて、ロックダウン後は毎日散歩に出かけていたが、最近はほとんど外に出なくなった。感染が怖いからでなく、家に居るのに慣れすぎて外出するのが面倒臭くなってしまった。外出後は直ぐにシャワーを浴びなければならないし、いろいろ考えるとまあいいか、と結局家にいて1日が終わってしまう。そして1日経つのが早い事!こうして人は堕落していくのね…
そんな中でも4日前?久しぶりに買物に行った。
開店できないビストロで野菜やフルーツを売っていた。良いアイデア💡。
帰りはバスに乗ると、運転手さんの感染防止のため、バスの前方には入れない様になっていた。
他の乗客もいなくて貸切♪
運転手さんを守るために前ドアは開かず後方ドアから出入りする。自動的にバス代も払わなくてよくなっていた。
ロンドンのバス運転手が約30人もコロナにより死亡した事による措置。やはり不特定多数の人にface to faceで対応する仕事に感染リスクが高いのだ。
イギリスのコロナ死者数は29427人で3万人に届く勢い。アメリカに次いで世界2位になってしまった。これ人口比にすると凄い割合では。
(UK人口は日本の約2分の1)