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星の光よもう一度 ―ときのそら Mini Album「STAR STAR☆T」感想

カップジム


恒例の…

2024年3月6日はときのそらちゃんのミニアルバム『STAR STAR☆T』の発売日！おめでとうございます！！(๑╹ᆺ╹)✨
となれば当然、楽曲の感想を書くしかない。さっそく綴っていこう！

↑アルバムのトレーラーはこちら！

↑インタビューはこちら！

1,Rolling, Loading!!

アルバムの先陣を切る『Rolling,Lording!!』は6周年のアニバーサリーに相応しいお祭り曲だ。王道のサビ転調が光るリズミカルなメロディーや途中のコール&レスポンスはライブで盛り上がりそうだ。6だらけの歌詞は小気味よく、空を駆けたり六輪駆動が出てきたり、果ては6光年先の宇宙まで！さながらワイワイ賑やかなパーティーだ。特に「6×6(ムム)」からの「三十六景」はセンスが光っていてお気に入り。

楽しいだけじゃなくて、これまでの歩みや未来へ向けたメッセージも内包しているのもポイントだ。「ハチャメチャ、でもここまできたね」というフレーズは彼女のこれまでの道のりを考えると感慨深いものがある。そして「まだまだ途中だよね バテずに一直線」や「通過点なんだ 目指すは6億部です」という歌詞が示すように、6周年はまだまだ道の途中。もっと進化を続けて駆け抜けていくそらちゃんの7年目、いや10年目のその先が、より楽しみになった1曲であった。

2,スタースタースタート

ついに来ましたナユタン星人さんプロデュースの楽曲！ナユタン星人節全開の歌詞やリズムのなかに、かつてそらちゃんがカバーした『太陽系デスコ』を彷彿とさせる要素があるのが嬉しい。コール&レスポンスもこれライブが絶対楽しいやつ！何よりもときのそら史上最高のハイトーンで魅せてくれる。限界を越えて、更なる高音域への挑戦を続ける彼女はどこまでいくんだ…！

きっと語り継がれる名曲『スタースタースタート』。そらちゃんだけが持つ一等星ハイトーンを是非御覧あれ！

『スタースタースタート』の補遺はこちら！

↑みんなもチャレンジしてね♪の破壊力たるや…。してみてね♪じゃないのがツボ。

↑素敵なMVの振り付けは『太陽系デスコ』だけではなく『エイリアンエイリアン』の要素もありちょっとニヤリとした。

3,傘賛歌

傘について謳った『傘賛歌』は…タイトル通りの内容だ。いや、賛歌というほど傘を誉めていないのがそもそもの面白ポイントだ。内容も要は「傘ってめんどくさいけど、やっぱいるよね」くらいの話なのがジワジワくる。それでいて妙に歌詞に共感出来ちゃうのも面白い。

そしてあら不思議！この独特な歌詞とスタイリッシュなメロディーの組み合わせがなんだか癖になる。ぼーっと聴いていると凄くお洒落な曲なのだが、歌詞を意識して聴いてみると面白いのがなんともまた…。取り合わせが良いというか、曲全体のバランスが絶妙というか…。電波曲というやつかもしれない。

あ、私は例の傘を2つ購入したので存分に使わせていただくつもりだ。

4,ナイトキューブパラドクス

うって変わってシティーポップな『ナイトキューブパラドクス』は都会の街を疾走はしっているようなお洒落なメロディーと歌詞に加えてエレクトリックな間奏もありと、カッコ良さを詰め込んだナイトミュージックだ。クールで大人っぽい歌声は心地良く、「Night Cube」「Eyes on you」といった韻を踏んだ歌詞も爽快だ。激アツに踊るわけじゃない、けれど静かにノリノリになれるスタイリッシュな1曲となっている。

5,ブルーディスコ

そらちゃんの楽曲としては珍しい曲調の『ブルーディスコ』は、これまで玉木千尋さんの楽曲によく触れる機会があった私にとって、発表されたときから気になる曲だった。

こちらは先の『ナイトキューブパラドクス』とはまた違うベクトルのナイトミュージックとなっている。青い夜を行く彼女のなかに宿る真っ直ぐで純粋な気持ちは届きそうで届かない。寂しげな後ろ姿を、月や星が静かに照らしている。そんな夜でも朝はやってくる。落ち着いたメロディーとそらちゃんの切なげだけど芯のある歌声を聴いていると、そんな情景が浮かんでくる。青の静寂と言った雰囲気の世界観をしっとりとアンニュイに歌いあげるそらちゃんの表現力に脱帽。これはライブで映えるね間違いない。

6,はじまりは一直線

ミニアルバムの大トリを務める『はじまりは一直線』はそらとも特効な泣き曲。これはアニメーション付きMV所望！

色々な想い出が蘇る歌詞は(気のせいかもしれないが)『Rolling,Loading!!』の歌詞とリンクしているようにも感じ、またそれが良い。曲から曲へ、進化しながらも変わらぬ想いバトンを繋いで未来へ進んでいく。素敵じゃないか。「消し跡だって愛しい軌跡 大事に紡いだ証 君となら大丈夫 叶えていけるから」という歌詞が１番お気に入り。

そらちゃんが紡ぐ歌詞も力強くも優しい歌声も、いつも感じるそらちゃんの夢への強い想いや皆に優しい想いそのものだ。その想いがある限り、彼女は夢に向かってきっと一直線に飛んでいける。そしてやがては夢を越えて、また次のノート夢に向かってどこまでも行けるだろう。

もっと書きたいことはあるけれど、この気持ちはライブでさらに昇華させるとしよう。

余談になるが、この曲を聴きながらそらちゃん描き下ろしトレカを眺めてみるとなんだかより一層味わい深く感じる。

星の調べは招待状

パーティーミュージック満載の『STAR STAR☆T』には懐かしさや変わらぬ想い、そして更なる進化や未来への決意が詰まっていた。月並みの言葉であるが、本当に素敵なアルバムだ(しみじみ)。こんなに素晴らしい楽曲を引っ提げておこなうライブが近々あるなんてなー！私も久しぶりの現地参戦なので、それまでにたっぷりとこのミニアルバムを聴き込んで、存分に楽しもうと思う。

皆、招待状STAR STAR☆Tは持ったな！
行くぞォ！(１ヶ月前)


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