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「朝ごはんはドーナツ」からはじまる1日 ーシアトル旅行記2ー

旅において「何を食べるか」はとっても大事。

限られた日数、朝・昼・晩と食事の回数を数えて、それぞれ何を食べるかを真剣に考える時間は、悩ましくも幸せな時間でもあります。

いつもはルーティンのように済ませる朝ごはんも、旅では真剣勝負になるもので、私の場合は毎回観光地よりも入念に下調べをしたりもします。シアトル旅行でも、「こんな朝ごはんを食べたい」という希望がありました。

私がやりたいと思っていた朝ごはん、それは「朝ごはんにドーナツ」というアメリカっぽい過ごし方です。シアトルの食事やカフェ事情についていろいろと調べていたら、いくつか美味しいドーナツショップがあったのです。シアトルといえばのコーヒーとの相性も抜群なコーヒー。いかにもアメリカらしい、こってりとしたドーナツではなく、素材にもこだわった美味しいドーナツが食べられるならぜひ朝ごはんにしよう!と決めてシアトルにやってきたのでした。

今回は、その中から、「ここはよかったなぁ。」というドーナツショップを2つ、ご紹介します。

TOP POT DOUGHTNUTS(トップポット・ドーナツ)

最初の朝ごはんは、まだ街に慣れていなかったので、パイクプレイスマーケットそばのカフェで済ませたため(でも、前の記事でも書いたようにここも当たり!)、初ドーナツは2日目の朝ごはん。

滞在していたホテルから徒歩10分ぐらいにある、
TOP POT DOUGHTNUTS(トップポット・ドーナツ) の DOWNTOWN SEATTLE FLAGSHIP CAFÉ へ。

フラッグシップ・カフェは、ダウンタウンとスペースニードル方面をつないでいるモノレール沿いにあります。レトロな看板が目印。

ドーナツはひとつ $1.29から。値札の色で値段をチェックします。
どれも美味しそうで迷う!

左下のトッピング付きのは息子チョイス、右の黄色いのは私が選んだレモングレーズドのオールドファッション、左上はシンプルなグレーズドでシェア用に。

レモンのオールドファッションは、グレーズドなのでもちろんしっかりと甘いのですが、レモンの酸味も効いていて、ぺろっと食べられてしまいました。王道のグレーズドは、アメリカの定番ですが、これも軽くて美味しい!コーヒーととっても合うと思うのですが、息子と一緒だったので、この日はアイスハーブティーに。

店はゆったりとした1階に加えて、ロフトのような2階スペースにも10テーブルほどあります。道路に面した壁はガラス張り、1階席の上には2階の床がないため、天井も高くてとてもゆったりとした雰囲気。

休日の朝、「今日はお休みだし、栄養バランスとか考えずに、ドーナツの朝ごはんを楽しんじゃお♩」とやって来て、のんびりしたい。そんな場所です。

壁面収納の一部には、マグカップやタンブラー、Tシャツなどのオリジナルグッツが並んでいました。飾られた巨大なドーナツのボードもかわいい!

TOP POT DOUGHTNUTSは、シアトルに複数店舗ありますが、このフラッグシップ・カフェは雰囲気も良く、ダウンタウンからも近いので、旅行者にはイチオシです。

TOP POT DOUGHTNUTS(トップポット・ドーナツ)
DOWNTOWN SEATTLE FLAGSHIP CAFÉ
Adress : 2124 5th Ave Seattle, WA 98121
Phone : (206)728-1966
URL : http://toppotdoughnuts.com/index.html


Mighty-O donuts (マイティー・オー・ドーナツ)

マイ・ベスト・ドーナツにシアトルで出会ってしまいました。
それが、Mighty-O donuts (マイティー・オー・ドーナツ)です。

事前チェックでも一番気になっていたドーナツショップだったのがここ。その理由は、「卵・乳製品不使用」かつ「オーガニック・遺伝子組み替え原料不使用(NON-GMO)」というこだわりでした。

*Mighty-O donuts のドーナツの原材料は、公式サイトの 「Donuts」→「Ingredients & Nutritions」にある Ingredients 資料でチェックできます。


訪れたのはシアトル旅行最終日。Boren Avenueにあるショップです。10時にはホテルを出て空港に向かうというスケジュールでしたが、朝6時オープンなのでいくことができました。
ここに限らず、シアトルではカフェ系のオープンが早くて、時間のない旅行者にはとってもありがたい設定!

ショーケースに並ぶドーナツは、やっぱりどこも美味しそうで、選ぶのにたっぷり時間がかかる… という恒例行事の末、現実的に食べられる量を選びました。

王道のグレーズド、チョコレートベースのグレーズド、息子は小さいサイズのドーナツセットを。(常に息子と二人なのは、夫は朝ごはん食べない主義だから。その分ホテルで寝てるので、早起き二人で外朝ごはん。)

サイズはアメリカの一般的なドーナツと比べると小ぶり。ミスタードーナツのサイズに近いので、日本人にはちょうどいい、そんな大きさです。

そして味は、マイ・ベスト・ドーナツに躍り出る美味しさ。口に残るくどさが全くなく、でもあっさりしているかというとそうでもなく、甘さと脂肪っぽさのもったりとした感がちょうど良いバランスなのです。「卵・乳製品不使用」というのが信じられないような、でもだからこそドーナツでくどくないバランスを作ってるのかもと思う、そんな不思議なドーナツ。グレイズドなので砂糖はたっぷり使っていると思うのですが、お砂糖部分とのコンビネーションも絶妙で、小さいサイズであることもあって、ぺろっと2個食べてしまいました。

そして…

どうしてももっと食べたい! という気持ちが抑えられず、3つ追加購入をして、カリフォルニアの自宅まで大切にお持ち帰りしてしまいました。この私の行動だけで、このドーナツの美味しさが伝わってくれたら!

帰ってきて、午後のおやつと称して、子供と二人で3つをまたまた完食。ごちそうさまでした!

Mighty-O はオリジナルグッズもかわいくて、我慢できずにマグカップを2つ購入。シアトルのカフェグッズはどれもデザインが素敵で、他でも欲しいな〜と思うものはたくさんあったのですが、我慢してきたのに… ここはシアトルらしさとドーナツコラボという私のツボをついていたのと、ドーナツの美味しさにやられてしまいました。

Mighty-O donuts (マイティー・オー・ドーナツ)
Adress : 1812 Boren Ave, Seattle, WA 98101
Phone : (206) 268-0722
URL : mightyo.com

思っていた以上に楽しくて美味しかった「シアトルでドーナツ朝ごはん」、
オススメです!

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