失敗の先に見つけたものが、将来の自分を守ってくれるという循環

2019年6月にはじめた仕事を、2019年9月末で辞めることを決めました。

お勤め期間としては、たったの4ヶ月。

「結論を急ぎすぎたんじゃない?」という人
「そんなに辛かったの?」と心配してくれる人
「あなたが決めたことなら」と言ってくれる人

いろんな意見があるだろうけれど、この数ヶ月散々悩んで、キャリアのプロにもたくさん相談をして、最終的に自分で結論を出したので、「この決心もその結果としてこの先起こることも、全部責任を持って引き受ける。」と腹落ちしている私は気分爽快です。


ちなみに、この半年をざっくりとまとめると、こんな感じ。カオスです。


約16年勤め、大好きだった会社をやめて、夫のアメリカ留学に帯同した2年半前。半年前に帰国して出産をして、その前後にお話をもらったお仕事を始めるため、とにかく死に物狂いで生活と子育て環境を整えた数ヶ月。

仕事を始める前は、不安でいっぱいで、こんなnoteを書いていました。

そしてそこから2ヶ月後、こんなnoteを書いていた私。
この時に、「明らかにこの就職は失敗だった。」と自分で感じていました。

でも、このnoteに書いたように、この仕事の波に乗ったからこそ、気づけたことはある!ということを、改めて伝えたい。

まず、「辛い」「逃げたい」という気持ちに蓋をせず向き合うこと。「どうして辛いの?」をとことん考えて、一時的な感情にとらわれずに考え抜くこと。

その上で、「ここでできることはないの?」「ここから離れることで解決するの?」「自分はどういう状況を望んでいるの?」を考えて行動を起こすこと。

この2つをやり遂げたことで、紹介されるままに「きっと大丈夫だよね〜。」とふわふわっと仕事を決めてしまった能天気な自分からは成長できた!と断言できます。

もちろん、自分一人でやりきれないところはプロの力を借りて。
人生の節目節目でお世話になっているキャリアコンサルタント・柴田朋子さん のコンサルで、整理整頓してもらいました。


*「なぜやるか」に納得感を持って取り組めること
* 自分が関わっている実感が持てること

* 仕事を通じて成長が感じられること

自分の強みを生かして主体的に動き、その結果として仕事の業績と自分の成長が得られるということが、思っていた以上に自分にとって重要だったようです。

仮に、あまり不満のない職場に入れていたとしたら、きっとここまではっきりとした答えにたどり着けなかったと思います。ちょっとした不満はありつつも、そこそこ満足して仕事を続け、ちょっと不満が大きくなった時に、なんとなく異動とか転職を考えるものの、結局動かず、みたいになっていたかも。

もちろん、仕事選びで自分が大切にしたいことがわかったからといって、100%フィットするような職が見つかるとは思っていません。

でも、何が自分のモチベーションになるのか、逆に言えば、しんどい場面でも自分をその場にとどめてくれる置き石になってくれるのは何か、がわかっていれば、辛い時も必要以上に迷走しないんじゃないかなと思うのです。

そういう意味で、今回の失敗で得られたものは大きい。

そして、「(失敗を含め)起こったことに無駄はない。人生で回収できる。」という、ヤマザキマリさんの言葉に、改めて全力で頷いている私です。(手帳メモなのでおっしゃったことそのままではないかもですが、そんなお話をされていました。)

失敗したことで気づいたことや身についたサバイバル力が、将来の自分を守ってくれる。そんなことを感じている今、次はどんな波かな〜とワクワクしています。

転職活動、頑張るぞ!



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