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ホルモンバランスも思いのままに

またまた大嶋メソッドの紹介です。
今日の読書は、
〜言葉でホルモンバランス整えて「なりたい自分」になる〜

前回は、「遺伝子コード唱えてなりたい自分になろう」でしたが、
今回は、ホルモンを唱えて、ホルモンバランスさえも思いのままに、がテーマ。


トラウマやネグレクトがあると(ほとんどの現代人は大なり小なりある)、
脳内のホルモンを調整するスィッチが壊れてしまう、、、
不安になったり、緊張し続けたり、エネルギー使い果たして低血糖症になったり、キレやすくなったりするのは、脳内のホルモンのサーモスタット異常のせい。


筆者は、ホルモンを唱えることで、ホルモンバランスが変わることを発見しました。

例えば、
「セロトニンの分泌」×7
などで、ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑えることができるんです。
こういうケースは、このホルモンの名前を唱えてみようという提案がいくつも紹介されてます。
※「〜の抑制」、「〜の分泌」、とホルモンによって使い分ける。

その中で、特にわたしの中で常識が覆されたものを紹介します。
アスペルガー障害の人は、
場の空気を読めず不快な発言をする、という特徴がある、とされてます。
その理由は、相手の立場に立ってものを見るという”共感性”が欠けている、と学術的には考えられています。

てことは、ホルモン的に考えれば、
「人の気持ちがわかる」に関係するオキシトシンが足らないからだということで、オキシトシン経鼻スプレーなるものまで対人コミュニケーション障害改善のために開発されていたりします。

ところが大嶋さんが打ち出した仮説によると、
いわゆるアスペルガー障害の人は、
ストレスがかかるとオキシトシンが過剰に分泌され、周りの人以上に相手の気持ちがわかりすぎて深読みしすぎて「相手が不快になるようなことを発言してしまうとのことです。

アスペルガー傾向の人が、よく人に騙されるのも、オキシトシン過剰分泌で人を信頼しすぎるからだとか。

そこで、そういうクライアントさんに「オキシトシンの抑制」×7を唱えてもらうと、会社での人間関係が楽になったり、夫婦関係がよくなったりするケースがよくあるそうです。

確かによく考えてみたら、アスペルガーの人は、相手の心を深読みするのがめちゃくちゃ得意なんです。

空気読めない発言する時も、
言ってる内容は、その相手が本当は開示したいことだったり、実はその人の魂を成長させるきっかけになることだったりするんですよね。

ただ、アスペルガー傾向の人は、自分だけでなくみんなも同じレベルで共感できてると思ってしまう。
それで自然に感じたことを発言してしまう。

そこで周りが不快になってるのも怒りもリアルに伝わってきてパニックになったり、癇癪起こしてしまう。

アスペルガーの人の発言聞いてると、「はだかの王様の話の子どもを思い出します。

要は、同調圧力に影響されず本当の事しか口にできないってことなんかな。
問題は、共感性がない、のではなく、共感性がありすぎるってことだった、、、

人間関係で安心と信頼のホルモンである「オキシトシン」が不足してるのではなく、過剰だからこその結果だった、ってことに、わたしは妙に納得。
不足と捉えるのと、過剰と捉えるのでは真逆ですからね、、、

あと、自閉症(高機能も含む)の人は、脳幹の感度が人よりも優れている、だから、人からの感覚をもろに感じ取ってしまい、不快になる、っていう記述もありました。

脳幹=原始脳

動物は言葉を介さずに脳と脳でやりとりができる、人間でもかつては言葉以外のところで脳と脳でやり取りができていたのは、脳幹という感覚のアンテナが発達していたから。

昔のように、みんながそうであれば、テレパシーでコミュニケーション取れて幸せに暮らせるんだろうけど、今みたいに、自分だけが感度が良すぎると、「障害」になり、「生きづらい」になってしまう、、、
本当はギフトなのに。

感覚のアンテナである脳幹の感度を良くすることも、愛情ホルモンであるオキシトシンの分泌を増やすことも、今の時代はみんなに求められていると思うけれど、「ひと足お先に、、、」で生まれてきた人たちがたくさんたくさん傷を負ってきてしまったこれまでの時代だったなあと思います。

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